以下は妄想です。
・PAPUWAでマジックが語る一族の出生について。優秀な男性の精子を女性が求めるなら、漫画のエヴァのアスカや、他の漫画でも見た事があるので、二次元の許容範囲かもしれない。
ワンピースのハンコックではないけど、女系の団体なら分娩という明らかな事実によって出来るので揺るがないと思う。歴史的に男系の方が目立つのは、権力で男系を持ち上げないと、女系の存在感が圧勝するから、世の男性が構築したシステムなのかもしれない。日本だと源氏物語の頃までなら女系の方が有力。
疑問なのは、マジックの「言わされた」優秀な女性の〜なのだけど、その優秀な女性なる人は、遺伝子の特徴によって優秀になったのではなく、生まれた後の努力や環境で優秀になったのではと思う。菅原道真や藤原道綱母の家系は素晴らしく優秀だけど、努力と環境かなと思う。
・南国でも、キンちゃんが何の説明もなく秘石に「優秀な青の一族」と言われているのが疑問だった。マジックの言葉通りなら、青の一族を優秀たらめしているのは選ばれし女性達の功績という事になる。青の一族の男性達の素晴らしさを語ろうとして、原作者が好まないだろう「女性」がキーになっているのでは。
主役のシンタローについても、「暗殺者集団からの逃亡者」「暗殺者集団のトップの長男」「亡霊」「赤の秘石の番人」「青の秘石の番人」「暗殺者集団の新ボス」と設定が氾濫していて、劇中での描写が追い付いていないと思う。
キンちゃんのママ、その前のルーザー様のお母様はどんだけ優秀な女性だったのだと思う。その女性達に出生の協力を依頼するのではなく、家庭教師として、また普通に団員として力を借りたらいいのにと思う。
・多分高松は、ルーザー様を生んだ女性とも、キンちゃんを生んだ女性とも面識があると思う。ガンマ団は軍事会社だから女人禁制でも成り立つだろうけど、高松は仕事上女性お断りなんてあり得ないし、高松が相手を性別だけで判断するのはない気がする。
南国&PAPUWAの世界だと、高松のルーザー様への傾倒、キンちゃんへの愛情を皆知っていると思うし、彼等のママにあたる女性と高松はその優秀さで何らかの接点があると思う。あくまで部下としてルーザー様とキンちゃんに接する高松に隙はなくとも、彼女達からの共感はあるんじゃないかなと思う。
高松としても彼女達への嫉妬は余りない気がする。男性の自分には不可能な事であるし、自分が男性だから彼等と出会えたのだから。
■蒲郡の海岸の景色で癒されたのに、妄想三昧です。谷崎が細雪に潮干狩りの描写を入れたいと言っていたと思います。蒲郡は潮干狩りが出来るそうです。
細雪で、大垣に住む義兄の姉の家でお見合いをした後、幸子達は蒲郡に寄ったのだから、時期があえば潮干狩り出来るでしょう。幸子達が大垣に出かけたのは6月なので、時期的には可能です。 |
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