■今月、近隣の町村で寄席があるそうです。車で行ける場所なので行ってこようと思います。冬コミの原稿の進捗を思うと動きにくい時期ですが、動いて話す落語家さんが見たいです。
CDでは想像力が追い付かず、話の印象が切れ切れになりそうです。ドラマCD等と違い、同じ人が全ての人物を演じ分けます。口調、高低等以外に仕草が追加される訳で、CDと言えば声優さんの声で聞き分けていた自分にはまた違う魅力でした。
■先日から、コンビニやスーパーまたは食品を扱うコーナーに行くと、サンドイッチ売り場をのぞいていました。昔校内の売店で買ったイチゴのフルーツサンド、コーヒーゼリーサンドがまた食べたかったのです。
自分でパンと果物とコーヒーゼリーと生クリームを買って来て作れば解決する事ですが、あの、購買で弁当やカツサンド、卵サンドが売り切れた後に、ポツンと残っていたフルーツサンドとコーヒーゼリーサンドを手にし、食事代わりに食べた昔が懐かしいだけです。
甘いサンドイッチを御飯に出来たくらい若い時代の思い出なので、今材料を買い込んで作れば大量に作れてしまい、贅肉になると思います。もしまた出会えればいいと思い、何日か寄り道をしました。
■細雪の中に、幸子の父の法事に春団治を呼んだという描写があります。漱石が寄席によく言っていた、漱石自身も江戸っ子の様なものであるとは聞いていましたが、自分は関西の落語に疎いなと思いました。関東の方を知っている訳でないのですが、昭和元禄落語心中で関西の落語家さんが出ていて新鮮でした。
この間の朝ドラのちりとてちんは関西が舞台、自分の学校にも落語研究会があったのを思えば、自分の迂闊さが恥ずかしいです。校内で寄席があると聞けば、大体聞きに行っていました。言われなければ学生とは思えない落語でした。
■先日からCDで落語を聞いています。CD向けに収録されたものでなく、昔の収録を近年CDにしたそうです。時事ネタなどもあり、面白いです。
ふと、登場人物の会話と会話の間に空白があるのに気が付きました。録音だけだから分かりませんが、何らかの仕草をしているのだろうと思いました。手拭いを畳んでいるのか、扇子を開いているのか、音だけでは分かりません。
昔聞いた落語は、そうえばラジオでした。今も放映しているそうで真打ち競演という番組でした。当時としては夜更かしになる夜の10時頃、携帯ラジオで聞いていました。20年以上の前の事ですが、当時はまだラジオが隆盛でした。ミリオンナイツなどが盛り上がっていた頃で、ネットも携帯も無くても楽しい事がありました。
もしかすると、真打ち競演に耳だけで楽しめる様に工夫があったかもしれません。そんな気がするだけで、聞いていた当時は演者の仕草を自分が想像出来ていた、という事は無いと思いますが。 |
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