madeingermany

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...... 2015年11月08日 の日記 ......
■ 少女漫画   [ NO. 2015110801-1 ]
■PAPUWAで不思議なのは、近藤が一代で築いただろう心戦組がガンマ団と対等の団体である事です。原作者は何も考えていなかったと思いますが、マジックの代まで難攻不落だったガンマ団が何故と思います。

山南が言うように、シンタローの代で何かあったと言う事でしょうか。一気に商売相手が減り、新興の近藤達にチャンスが巡って来たとか。初代?〜マジックまでの青の一族のブランド力が、ガンマ団の集客力の源だったのかもしれません。綺麗な髪、瞳、肌の色を象徴にして一定の支持者がいたのかもしれません。

グンマが総帥になって、グンマ本来の冷静さと残酷さが発揮出来ていれば、ブランド力は維持できたでしょう。でもグンマは世界に自分の名を轟かすより、可愛い従兄弟のグンマでいる事を選んだようです。



■フリー!ESを見ていました。こういう懐かしい少女漫画ありそうと思いました。目は真琴や遥、怜ちゃん、渚を追うのに、凛の存在を自分の中で消化しないと視聴が続けられない感じがします。

真琴も怜ちゃんも好みで。平川さんの声も好きです。平川さんと言うと、親友ポジションが多い気がします。巌窟王も好きでした。PAPUWAでミヤギも演じられていました。真琴の中の人の歌も好きです。劇場版の主題歌もOLDCODEXだそうです。


凛について。


・よくある、明るい天然リーダー的少女みたい。元気な彼女にみんなが釘付け。校長先生も部活の顧問の先生も、彼女の味方。

(※きんぎょ注意報のわぴ子がイメージに近いけど、勉学的な成績の低さで彼女は問題児扱いされる事があるので、違うと思う)

・年齢性別を問わず誰とでも親しく振る舞う彼女。周囲の女の子は、気になる異性が気さくに彼女と接するので面白くない。貴女付き合ってもいないのに、何々君とどういうつもりよとか言われる。

そんなつもりはない、何々君は素敵なお友達で部活を手伝ってもらっているだけとか、言い返すヒロイン。こういう天然少女への、予想だにしない指摘が劇中にあると漫画が読みやすい。天使なんかじゃないだと、明るくお人よしで人気者の翠に対し、マミリンが怒る場面が初期にある。

詳しくないけど、めぞん一刻の響子さんも、男に何もさせないのに、その男を自由にしようとするのが恐ろしいと劇中で言われている。いい年になって、男性に何か頼んだり、何かさせようとすれば相応の代償は求められるだろうと言う話。




凛の場合、やっている事は少女漫画の愛されガールなのに、女の持つリスクや弱点が一切ない。男だからなくて当たり前なのだけど、宗介の献身や、愛、百、御子柴部長からの寵愛は、女性のそれだと思う。

フリー!はスラムダンクの様な、スポーツ青春ものだと言いたいけど、凛の他人への干渉を見ていると、木暮の三井への一喝の様な男気というより、「貴方もあたしと一緒に泳ぎましょ」という女性的な雰囲気だと思う。




なんで音信不通だった宗介が、肩をさらに痛めてまで凛に尽くすかと言えば、宗介が凛の彼氏になりたいからと思うと納得できる。二次創作とか以前に、凛が泣いちゃうから自分の怪我を隠していたと告白した時、これは少女漫画だと確信した。

凛は宗介の献身に、なんらかの代償を払う事は無いと思う。女の子ではない凛に代償を求める事はおかしいし、宗介も凛にどうこうしろとは言っていないと思う。でも凛は、遥、真琴にまでああしろこうしろと言う。優しい天然美少女ヒロインがしたいのかなと思った。

どんなにいいお嬢さんでも、男に何かさせれば相応の代償を払わざる得ないだろうに、凛は男だからノーリスクで女王様でいられる不思議。サービスみたいだ。

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