春コミの本について考えていました。書こう(描こう)と思っているのは。
・ルーザー様のお母さんの話。マジック・ハレ・サビのお母さんは同じ女性なのではないかと思う。母親の存在自体失念していそうなルーザー様なので、「同じ兄弟」という頭で行動するけど、マジックはそうでないかもしれない。無意識に兄弟との溝を埋めようとするルーザー様だけど、空回りが続く。
一族の内情には関与しない高松だけど、ルーザー様の母御と学術や仕事の面で結構会っていたりした。愛情と知性を豊かに持つ彼女と高松は、どこか似ているのかもしれない。
・甘いキン高。キンちゃんが甘いと言うか、詰めが甘い。高松が母親の顔で自分に優しくしてくれるのが普通になっていても、高松の多忙さと伊達に暗殺者集団で30年も働いていない根性を知れば、キンちゃんは自分は甘かったと思うかもしれない。
高松は高松で、自分を律していないとルーザー様がいない寂寥に負けそうなので、あえて多忙だったりして。目の前にキンちゃんと言う甘いものがぶら下がっていると、自分に負けそう。
春はバレンタイン、高松の誕生日とイベントが目白押しだけど、「環境の変化による、うつ病その他の患者の増加」「花粉症」「慣れない職場での怪我」等が多発して、キン高には甘くない時期かもしれません。
高松なので、有能さを持て余さない様に仕事をさせ、「どうせ私には成果しか期待していないのでしょう」というこじらせをなだめながら、キンちゃんは付き合うのかもしれません。高松の方でも、キンちゃんを何より大切にしていると思いますが。
■新幹線と言えば速さです。新幹線の速度は全国そんなには違いませんが、本数の多さと停車駅の複雑さで東海道新幹線がやはり王者だろうと思います。
東海道・山陽新幹線って、東海道新幹線が広島方面まで延伸したのではなくて、あくまで山陽新幹線の部分を東海道新幹線が走っているのだという事だと思いますが、最早、山陽エリアまで東海道色に思えます。
JR東海自体、思えば範囲は案外狭く、東京はJR東日本エリアなのだとふと思い出します。JR東日本の看板路線と言えば、東北新幹線なのだとも。
東北新幹線は速いです。停車駅も少なめになれば更に早く、大宮〜八戸なら2時間台で行けます。600キロの道のりを2時間台といえば時速300キロで、ほぼはやぶさの実力に近いものです。
大宮〜八戸は鈍行ならダイヤの都合他で12時間かかるそうです。これは鈍行が遅いのではなく、鈍行で移動する事が想定外だからでしょう。でも、東海道新幹線一色の大阪〜東京の行程よりは、勝手知ったるJR東日本エリアなので鈍行の移動も楽しそうです。
鉄道という宗教の祖の宮脇氏は、余り高速鉄道を好んでいなかったと思います。北海道の鉄道を好んでいた事からも分かる様に、日本の風土や自然を愛する様に鉄道を愛していた方でした。新幹線は工学的には素晴らしくとも、車窓から何も見えないし、見えても時速300キロの世界では視覚が追い付きません。
妥協策として新幹線が減速・停車する駅周辺を見ようという気持ちが沸きますが、昨今は全国にホームドアがあるので、風景も車窓からは見えにくいです。東北新幹線を盛岡で降りた時、乗り込んだ郡山駅と別世界過ぎて、魔法にでもかかった様な気持ちになりました。 |
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