madeingermany

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...... 2015年12月23日 の日記 ......
■ 嵐山   [ NO. 2015122301-1 ]
■フリーは、京アニ初の女性向けアニメだったそうです。監督も女性でした。劇場版は原作小説に近い作りで、監督は男性に代わっています。

自分の知っている限り、女性の間でブレイクしたアニメ・漫画が「女性向け」だった事はなくありませんが、少年誌掲載の作品にも女性読者が大勢いました。ジャンプに限らず、面白い作品の読者数に男女の差は感じられなかった気がします。

映画ハイ☆スピードも、監督が男性だからどうとは思えず、真摯に中学生活を送るキャラ達や、真面目な物語でキャラを動かすよさをかえって感じました。

映画で旭が急にフリーを泳げなくなる場面があります。「泳げない子に対し監督の萌えキャラがコーチ代わりをし、泳げない子の出番増・萌えキャラの好印象増」とかいう操作的な事をするばかりが「女性向け」ではないと思いますが、映画の様に普通に頑張り、克服する方が見ていて気持ちがいいです。




■アラシヤマって、南国でもPAPUWAでも出番がずっとあって、スケールが巨大化したり縮んだりよく分からない物語にもちゃんと食らいついてる、稀有なキャラかもしれません。

キャラが立っていて、冷静で、働きのあるキャラと言うと高松を挙げたいのですが、高松の場合、ジャンの一件やグンマの振る舞い等にメンタルが左右されそうです。アラシヤマは赤青の一族ではないし、一団員に過ぎなくとも、荒れ狂う原作者の何かに巻き込まれない、いい距離にいるのだろうなと思います。

パプワの目が赤い秘石眼である事に気が付いたのは、アラシヤマでした。結構重要な事で、かつてルーザー様が警戒し、ジャンの抹消にまで至った脅威がパプワくん達赤の一族だったと思うと、アラシヤマの観察力は高いのかなと思います。




かつてルーザー様が警戒していたのは、パプワくん達赤の一族だったと言えますが、本当に怖いのは赤の秘石にまつわる勢力全てなのかもしれません。たまたまジャンという形で脅威が訪れただけで、赤の筆頭家老みたいなヨッパライダーは青の勢力が大嫌いです。

パプワ島全体が赤の陣地みたいなものらしいです。シンタローがヨッパライダーに出て行けと言われるのは自然な事で、出て行けと言われるくらいならまだよくて、コタやキンちゃん、グンマと言う青の面々が上陸した場合、島が拒みそうです。

赤青の一族は本来ともにあるべきだったと言えば、そんな風には見えないのが何とも。パプワくんのお嫁さんはくり子ちゃんですし、青の一族は意外な事に普通の社会で暮らす方が合っている様です。




赤青の一族間で婚姻が成立しなそうなので、やはりいつかは青の方が最初の島から出ていく流れになったのでしょう。青は横暴で、島の動物達を奴隷にしていると言っていましたが、人間が牛や豚を食べて、馬や犬を労働力と見なすのと同じなのでは。

ジャンや、パプワの先祖達と、青の人達の体のつくりは異なっているのかもしれません。パプワもくり子ちゃんと結婚して子供を残すには、赤の力を全て出し切って、普通の体になる過程が必要だったのかも。

マジック達が青の面々が妻を求めないで子をなし、一族を栄えさせている現象は、「自分達は普通の方法では女性と婚姻できない、だからこうしている」と説明できそうです。原作者は絶対受け入れないと思いますが。

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