■PAPUWAを読み返すと、巻数が進むたびにリキッドが対面する陣営、キャラが増加します。リキッドが対面した陣営と言うと。
・ガンマ団、サビ、マジックとも面識がある。 ・多分マジック以下青の一族と面識があり、リキッドは彼等が本来的に「目上」だとは微塵も思っていない。横暴だから従わざるを得ないという認識なのだろう。ミヤギ達は「サビは偉い」と肌で感じているらしいが。
・パプワ島の動物達、忍者トットリ、青の秘石、ジャン ・パプワ&チャッピー、コタ、アラシヤマ ・心戦組、過去編?で昔の赤青の一族 ・番人としてのソーちゃん、PAPUWAのラスボス? ・完結後にくり子ちゃんと、パプワとの息子
読み切り漫画と同じで、劇中で高松、グンマとも積極的にかかわっていたら、リキッドの接触した勢力はほぼ全方位であると言えそうです。何故全方位なのかと言うと、原作者がリキッド目線でしかPAPUWAを見ていないせいでしょう。昔の赤青の一族の話も、パプワ自身の話も、当事者の息づかいより「リキッドは見た」的になっています。
だからなんだ、だからどうしたとは思いません。ただ、グンマや高松という本心を隠し通すキャラ、アスみたいに単身でも横暴を貫くキャラ、またはアラシヤマくらい原作者の覚えのめでたくないキャラには、リキッド?の目は届きにくい様です。
■映画ハイ☆スピードにもう一度行けたら行こうかなと思います。部活仲間のやり取りが見ていて爽快でした。劇中で練習試合、記録会とありましたが、記録会というあたりがスポーツものらしくていいなと思います。
遥の天才たる描写が素直でよかったです。真琴も怜も優しいいい子でした。渚も郁弥も尚先輩・夏也部長もよかったです。なんでこのメンバーで3年まで泳がなかったのかと言うと、オーストラリアから一時帰国した凛が、遥に八つ当たりして苦しめたからという、回答済なのが悔しいです。
フリーと言うと5人組ですが。4人は岩鳶です。学校が違う5人組というとセーラームーンを思い出しますが、美奈子ちゃん・レイちゃんは学校が違うのだと言うフォローは結構劇中でありました。
学校の部活が舞台であるフリーで、何故岩鳶4人、鮫柄1名が成り立ったのかというと。岩鳶に混ざる鮫柄、鮫柄に混じる岩鳶の繰り返しだからです。でも、岩鳶は自分達4人で部を立ち上げ、プールの整備やユニホームの準備までしたのだから、鮫柄に恩も義理もないのでは。
既存のスイミングクラブを転々とし、留学まで自分の希望でし、転校を繰り返し、全寮制で学費の高そうな強豪校に入った割に水泳に後ろ向きな凛と。公立校で部員・部費集めに必死になり、水泳部を一から作った岩鳶が同等どころか、鮫柄の方が肯定的に描かれ出番が異様に多いのは何故。
スポーツなのだから競争、勝ち負けも大事だと思いますが、見たいのは頑張る子達の姿です。頑張る姿に学校の違いはないだろうし、ESと余り変わらない中学生の宗介も普通の水泳部員と言う感じでした。
映画の後宗介がボロボロになるまで練習し、肩を壊して水泳を諦める展開が待っているなんて。部員として特訓していたのなら、顧問の先生や先輩、友達から無茶ぶりへの指摘があったろうと思います。
宗介を誰も止めなかったという事は。一人で体を滅茶苦茶にするまでトレーニングして、周囲が気が付かないうちに肩を壊したという事でしょうか。
何故そんなトレーニングをしたかと言えば、留学中の凛に並ぶ選手になろうとしたからで。宗介は凛にこだわる自分が恥ずかしくて、周囲に言えなかったのでは。ESではもう宗介は泳げなくなるから開き直ったのか、遥達岩鳶勢を見くびって、放言を繰り返すのか。 |
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