■JR東日本高崎支社の吾妻線に完乗して来ました。線路の付け替え以降初めて乗りました。樽沢隧道や吾妻渓谷から路線が離れてしまい寂しいです。
吾妻線は約50キロ、18駅、おおよそ一時間半の乗車なので難しい路線ではないですが、終点の大前駅が終着駅で折り返すしかないのと、大前まで行く電車が一日5本しかないのがちょっと大変かもしれません。
大前まで乗ってしまえば、同じ電車が折り返し高崎行の電車になるので、すぐ往復する分には心配ないです。大前には温泉旅館もあるので、いつか泊まりで味わいたい路線です。
大前駅の珍しい点と言うと、JRの関東の駅の最西端である所です。群馬の最西端にある駅です。長野まで延伸の話もあったそうですが、途中に火山があるので中止になったとか。
■南国&PAPUWAの好きな所は。普通の漫画なら制御されていそうな、キャラの暴走ぶりが見られる所かなと思います。ギャグ路線だったからだと思いますが、他人様の息子さんに萌えて、自分の体積以上の鼻血を放流させる科学者は、余り見かけません。
南国掲載当時は各社少女漫画雑誌も隆盛で、清純な娘さんが素敵な男の子と幸せな恋をする物語が多かった気がして、主役のシンタローやミヤギに一向に彼女が出来ないと言うのが斬新でした。彼等に彼女が出来ない理由は、幼い自分が思っていたものではなかった様ですが。
外にも、父親への葛藤や、性格が暗くて友達が出来ない悩みを抱えた人とか、原作者の漫画の切り口が好きでした。ストイックなまま、シンタローがコタについての悩みを解決するだろうと信じていた頃がありました。
思えば、弟に冷酷な父を自分はどうする事も出来ないから、シンタローは家宝を持って屋敷から家出した訳で。マジックとしても、愛息シンタローと秘石が同時に手元から消えれば動揺するでしょう。ただし「そんなにシンちゃんが悩んでいるなら、コタローへの態度を改めよう」とマジックは思わなかった様です。
普通の漫画なら、無敵の主人公が奇跡を起こして最終回で色々な問題を解決したかもしれません。そうならない所が南国&PAPUWAのリアリティだったのだと思います。原作者の物語に、無常という面があった頃の事です。
■リキッドについて考えていました。
・アメリカに縁のある大物の子供 ・戸籍上の年齢より外見が若い ・勤め先の上司、先輩等に敬意を払うより、常に「期待を背負った若きエース」として闊達?に振る舞う
・上下関係=根拠のない暴力・被暴力としてしか意識していない。3先輩は自分の仕事しながら彼の尻拭いに奔走せざるを得ない。 ・努力した描写はないが、すごい能力がある
・彼がありのままの子供や動物を愛する事は実はないと思うが、優しい?から他人様の子供や、野生動物から慕われる ・料理も家事も万能で、結婚してないけど、家庭?を切り盛る出来る素晴らしい女子力 ・若い異性・年上の同性を瞬時にときめかせちゃう罪深さ
導かれる、ある答えに自分は納得しました。 |
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