madeingermany

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...... 2016年01月01日 の日記 ......
元旦


■ 謹賀新年   [ NO. 2016010101-1 ]
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今読んでいるのはジェーン・オースティンのエマです。エマは若さと健康と美貌と財産と地位と周囲に恵まれた女性です。外の小説のヒロイン達は、顔が普通で財産も中の下、性格は素直だけど得てして不器用という中、エマの立ち位置は際立っていいです。

エマの趣味は恋のキューピッドになる事です。家庭教師のミス・テイラーが幸せな結婚したのは、自分の導きであると本気で信じています。身分の低いハリエットを紳士のエルトンやフランクと結婚させようと暗躍し、ハリエットを右往左往させて喜ぶのが終盤までのエマです。

ハリエットが、自分とナイトリーとの結婚は夢にあらずと言い出すあたりで、エマは後悔します。エマは乙女らしく恋愛物語が大好きで、他人の恋のキューピッド気取りをしていたのではなくて、「手当たり次第に縁談を持ち出す、暇な金持ちのお節介オバサン」みたいなものだった事がここで分かります。

ナイトリーと結婚した後のエマについてはよく分かりません。ナイトリーが望むような、朗らかで善良、わがままだけどキュートな奥様にエマはなったのでしょうか。ウェストン夫人の様な控えめな奥様にはならないと思いますし、姉のイザベラの様な子煩悩にもならない気がします。




■ルーザー様って、誰かを何かに誘うのが苦手だろうなと思いました。サビは平気かもしれなくても、あくまでサビの御意にかなうお誘いだからサビは乗るのであって、サビがルーザー様と一から何かするのはないだろうなと思います。

ハレは身の安全のために逃げて行きそうですし、マジックもルーザー様が何か意図しない事を言い出したら、いい方には聞かないでしょう。

高松に対しても大体命令なのだろうなと思います。上司部下だから仕様がないですし、ルーザー様の命令なんて一個一個が重そうな命令ばかりでしょう。10代の高松は、ルーザー様についていくだけで精一杯だったと思います。



あいだあいだで、「博物館に行こう」「公園に行かないか」「庭で散歩でも」「昼食は取ったのか」と高松はルーザー様に言われていたとしても、高松は過剰な反応をしなそうです。別れ際にルーザー様の様子が普段と違っていたなあとか、仕事の話を今日はしなかったとか、ぼんやり思うくらいでしょうか。

ルーザー様と高松は、キンちゃんが誕生してからが幕開けの様な気がしてなりません。小さい恋人が出来てキンちゃんに夢中の高松と、高松が一人の時にもっと何かしておくべきだったと気が付くルーザー様とか。



■三越前で見たハイスピ、来場特典のコースターは怜でした。特典は凛、宗介、怜の週だったので怜が当たる可能性は約三割です。運がよかったです。

映画ハイスピで少しだけど出番のあった怜ですが。怜と言えばスポーツしてても頭で考える子です。テレビアニメでは陸上でも結果を出していたけど、壁にぶつかり、遙の泳ぎに理屈じゃないものを感じて、見惚れて入部と言う感じでした。



映画の小学生時代でも、理屈が先に立つ子の様です。小学生で鳥取駅前の図書館に通うのだから、高校は自宅から通学しているのではと思いますが、テレビアニメでは一人暮らしっぽい気がしました。

そんな怜。旭に本を選ぶ時も、独り言を言っていました。旭もよくしゃべりますが、必ず相手に向かって言う子なので、怜の独り言に旭が「何一人でブツブツ言っているんだ」と突っ込んでいました。テレビアニメでは、怜の独語に突っ込む人がいなかった気がします。

知人でもなく、しかめっ面で独り言をいう人がいたら、近くの人は避けこそすれ、突っ込むのは難しいでしょう。とはいえ映画の怜の独り言は旭のお願いを聞いての事で、初対面の怜を迷わず頼った旭、ちゃんと旭に応えた怜が好きです。本を選ぶ時に偶然でも怜を頼ったとは、旭は見る目があります。

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