■春コミの新刊について。バレンタイン、高松の誕生日と目白押しの時期です。12月のマジック誕、1月の新年祝い、2月の双子誕と来れば、高松はもし側にルーザー様がおられれば、気をすり減らしているでしょう。ルーザー様の家族愛を邪魔する気はなくとも。
疲弊しきってすねる高松を去年書いた(描いた)ので、今年はどうしようと思います。ルーザー様が花束だの見せても、どうせ双子ためだと落ち込んで、四国に逃げて行きそうです。疲弊していない高松というと、キンちゃんのお世話に頑張る時とかでしょうか。
いい年してイベントにのめり込まなくてもいいのですが、意外と高松は単純かもしれません。だから、頭脳派な時とそうでない時の差がすさまじいルーザー様とキンちゃんと、高松は合うのだろうと思います。
問題教師として、シンタロー達学生間のバレンタイン関連のイベントを厳しく取り締まりながら、むなしさも感じていたのかも。(※何故取り締まるって、贈答合戦が過熱して、怪我人が毎年出たり、学業に障りが起きたり、校舎が半焼したり、単純にチョコの食い過ぎで腹壊す子が出るから。意地悪なだけではないと思う。)
■マンスフィールドパークを読んでいます。悪役達が多彩です。有名な高慢と偏見はギャグかという明るさですが、マンスフィールドパークの場合は普通の人の普通の怖さが満載です。
今半分まで読みましたが、フィアンセのいるマライアと、妹のジュリアが一人の男性を取り合っています。婚約者がつまらない男だからと、派手なクロフォードとイチャイチャし出すマライアもどうかと思いますが、道義的に何か感じる人物はほぼファニー一人です。
サー・トーマスが目を覆いたくなる事が後半も噴出します。娘は美しく育って身分とお金のある男の人に嫁がせれば安心、息子は紳士にさえ育てばいいと言うのが、オースティン世界の不文律だったと思いますが、裕福な一族の話だなけに、内面の酷さが底なしです。
「中流だけど人柄はよい」「無神経化もしれないけど思いやりがある」とかいう、いつもの作者の援護射撃もこの作品にはあまりないです。
■連休最後なので電車に乗って来ました。明治時代の華々しい私鉄全盛期、鉄道国有化、赤字化とJR時代、そして何故かまた三セクが増えている昨今ですが、まるでグンマ博士がデザイン・命名したんじゃないかと思うくらい、愛らしい電車が多いです。
以下は乗った電車です。8時間くらい電車に乗っていました。幸せでした。信越本線に敬意を捧げます。
・ほくほく線 イベント列車ゆめぞら 無料料金で乗れる トンネル内で映像が見られる
・えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン
元信越本線の一部 名前が可愛い 所で北陸新幹線開業の伴う新路線というか三セクは、トキめき・あいの風とやま鉄道線・IRいしかわ鉄道。東北の三セク、青い森・IGRを思い出す。一見私鉄っぽいけど三セク。そもそも私鉄王国である関西と違い、どの路線もまだまだJRっぽい。
・しなの鉄道
名前だけ見ると私鉄っぽいけど三セク。路線図で見ると、元信越本線なのは分かるけど、長野〜妙高高原、篠ノ井〜軽井沢という謎の区間。
ウィキの通りだと、長野駅から松本へ至る重要路線であり、中央本線とも絡む大事な部分だから移譲されないらしい。確かにこの区間で何かあると名古屋辺りまで大混乱だろう。東北でも東北新幹線があるから三セクなので、三セクには長野〜松本〜名古屋方面は重すぎる場所なのか。
・JRバス 軽井沢〜横川
510円、約30分の行程で元信越本線の区域完乗。しなの鉄道の寸断ぶりを理解するのは大変だけど、横川駅の歴史なら群馬県民としてあれこれ聞いている。 |
|