madeingermany

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...... 2016年01月12日 の日記 ......
■ 乙女   [ NO. 2016011201-1 ]
■オースティンの、マンスフィールドパークを図書館に返して来ました。強硬たるオースティンのヒロインらしからないヒロインでした。ですが物語はまさしくオースティンもので、悪い青年と、不品行な娘達の描写に手抜かりはなかったです。

他作品でも不品行な青年と娘の描写はありますが。新婚であったマライアが、男友達で独身のクロフォードと不貞を働き、噂になり、駆け落ち、新聞に報道され、クロフォードと険悪になり、罵倒しあった上に、夫に離婚され、ためにならない伯母と人知れず地方に落ち延びたって、例がないこっ酷さです。

不貞は噂ではなくて、マライアのお姑さんのお女中が証拠を言いふらしているそうなので、真実なのでしょう。高慢と偏見のリディアがウィッカムについて行った脳天気さ、分別と多感のルーシーが婚約者を捨てて彼の弟と婚約・結婚した抜け目なさとは一風違います。

ヒーロー役のエドマンドが、うっかり・天然・奥手・堅物で話が進みにくい分、珍しく父親のサー・トーマスが親として機能している珍しい小説でもありました。




■三年前に南国を見直す前まで、乙女系CDを聞きまくっていました。数多い作品を全部聞く事は到底出来ないので、一定のシリーズばかり聞いた気がします。

新生ガンマ団のトップって、(声が)鳥海さんなんだなと。緑川さんのデリケートな王子様声も納得ですが、鳥海さんの安定感と優しげな声も素敵です。乙女系作品だから、優しい声を出していたのかもしれませんが、コメント等を聞いていても、いい方だなと思っていました。

いい意味でアニメPAPUWAのシンタローは、キンちゃんと距離を取っているのかなと勝手に思っています。キンちゃんなので遠慮の無い時は全くなく、ガツガツしていそうで。人生の先輩とも言えるシンタローに「ここからここまで」と言われれば、ちゃんと聞くんじゃないかなと思います。

補佐官のなすべき範囲・案件はティラミス、チョコレートロマンス、マジック伯父上、高松から講義されていそうですから、あまり心配ないでしょう。




キンちゃんは、納得しないとイヤな子なんだろうなと思います。言ってみないとダメ、やってみないとダメな子なのかなと思います。その代わり納得さえすれば、タフで熱心な部分をいい方に向けて、協力的になるだろうなと思います。

吐き出してしまえば立ち直ると言うか、高松といる時は、延々一人で話していそうです。シンタローやグンマ、親類と話す時は遠慮しそうですが、相手が高松なら遠慮はいらないでしょう。高松の方でも、彼の知能、タフさ、努力好きの面からキンちゃんには時に手心を忘れそうです。

グンマとは出来ない・しない・やってはいけない正面衝突を、キンちゃんと高松はしていそうです。マジックとシンタローもそうなのかなと思います。腹蔵なくと言う感じで。何故グンマに誰もぶつからないかは、よく分かりません。




グンマが、華奢でもろいとまさか周囲は本気で思っていないでしょうし。「バカ」だからかもしれませんが、グンマの「バカ」はイミテーションで、あえて馬鹿のふりをして、高松という意地の悪いアカの他人から心身を守っていたのが治せなくなったのでしょうか。

もしかすると劇中の誰も、グンマが何をしたいのか、何を考えているのか分からないのかもしれません。グンマ本人も考えてこないで成人したのかも。考えても高松にやり込められるから。南国高松の心は、グンマに対し閉ざされていたと思います。

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