madeingermany

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...... 2016年01月17日 の日記 ......
■ 名義   [ NO. 2016011701-1 ]
■3年前から描いている高松二次創作について。高松は愛を乞う男だろうと描いて来ましたが、たまには高松が愛される本にしたいなと思いました。今までもそういう本だったと少し思います。

暗殺者集団のベテラン団員、皆の健康を担う主治医となれば高松は24時間営業、何にも油断できない人生なのだろうと思いますが、恋をする時間が彼にもあったのかと思うと和みます。



面倒くさがりで嫌味で皮肉屋で、子供みたいな年齢の総帥に新方針に、意地を張ってついて行かない頑固屋でも。人臭くて愛情深くて、律義で努力家の高松が好きです。なんで若手には高松の腹立たしい面ばかり伝わっているのだろうと思いますが、実際腹立たしいんでしょう。

キンちゃんですら我慢できないくらい、時にムッとするだろうと思います。そう思うと、高松と波風立てないで四半世紀も過ごしたグンマはタフだったのでしょうか。

PAPUWAで本当の家族家族と連呼するグンマを見ていると、鬱積していたのかなとも思います。マジックもシンタローもコタもキンちゃんも、血縁以外に心を開く相手がいるから、皆、家族が全てでもないと思います。「他人は嫌」と言うと皆は首を傾げるでしょうが、ソフトに「家族が一番」と言う所にグンマの技巧を感じます。




■年をとると、昔好きだった漫画家さんが全く違う分野で活躍していたり、昔は想像も出来なかった漫画を描いていたりする事があります。それが嫌でなくて、昔楽しんだ作品は作品、今の御活動は御活動と、別物として見ている感じです。

少年誌じゃ描けないものを、別名義や別の雑誌で描くと言うのは全く普通の事の様な気がします。明るく元気な少年物を描くのは立派なお仕事だとしても、描きたいものが別にあれば、いずれそちらを描くのもありだと思います。子供達から愛された作品をきちんと完結させて、初々しい世界観を破壊しなければいいと思います。



何故、南国&PAPUWAはそうならなかったのでしょう。作品自体が原作者の嗜好の媒体である様な瞬間もあって、原型は闇の中です。原作者の場合、強烈な個性と作風が一体化しているので、奔流のようなものは誰にも止められなかったと思います。

編集サイドで工作してくれても、結果カミヨミの男三人で心中、青の一族の云々の話になったと思うと、回避できない何かを感じます。作品を受け取る身とすれば、最終的に世の中に出て来たものが全てであると思います。闇の中にこちらから手を入れるべきではないのだろうと。

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