■GWについて考えていました。軽い五月病になるのか、陽気がよくなるとアレなのか、毎年不安定です。小人閑居をしてナンチャラは真実だと毎年5月に思います。
■先日からくどいのですが。昔の家族の在り方はよかった、世代を越えた大家族は素晴らしい、スキンシップもコミュニケーションも十二分にあって、子供達は素直で可愛らしく育ったと、まさか本気で思っていた訳ではないと思いたいです。
スキンシップだ、コミュニケーションだと言っても。家電の無い時代では素手で全てを行わねばならない訳で。おまけに日本は江戸時代末期から東京オリンピック前まで、ほとんど戦争をしていました。今の日本の制度のいくつかは、戦時中の混乱期に成立してそのまま使われているとか。
薩英戦争、戊辰戦争、西南戦争、日清・日露、WW1、WW2、怒涛の戦後とありますが、「昔はよかった」と誰かが言うのはいつの事なのでしょう。サザエさんの頃と言うなら、あの頃の公害問題も相当だったと思いますが。
女性について言えば。亡くなった自分の祖母は、女性が勉強して進学なんて何にもならない、頭がよくなっても、東京で怪しい宗教に入ってしまうかもしれないし、勉強なんかやめて、お化粧して女子力を上げて、幸せになれと亡くなるまで私を心配していました。
おばあちゃんの事は大好きでしたが、この先の人生、女子力だけで生きて行けるかと思いました。美人になって立派で優しい旦那様を見つけるよりも、偏差値を上げる方が自分には向いていました。厳しくも優しい祖母だったので、心から心配しての「勉強しても幸せにならない」とのアドバイスだったのでしょう。
いい時代が来たと言うか、竹淵は今の時代の方がいいと思います。「昔はよかった」という人がいるなら、女性に参政権も相続権もなかった昔を思い出して欲しいです。
■ルーザー様が生きていたとして。キンちゃんがいずれ非行と言うか何らかの反抗的行為に出るのは、あり得るかもと思いました。生まれた時から、未来の総帥であるグンマの補佐が使命である事は納得していても、普通に思春期、反抗期を迎えたキンちゃんはどうなるのだろうなと思いました。
キンちゃんはカッとなる方であるとしても、リキッドが馴れ馴れしい口を利いてもにらむだけでした。すぐ手が出る方とも言えず、でも色々な不愉快さをグンマの様に押し殺す技術は無さそうです。
反抗の対象がルーザー様でも、ルーザー様と全く違う人生を選ぶのは困難です。青の一族であり、次男家の男の子である以上、周囲が望む最上の人生は「補佐官」でしょう。巨大組織の補佐官なんて、責任を負おうとするだけすごいと思うのですが、多感な頃は受け入れ難いかもしれません。
そんな悩めるキンちゃん。頭を冷やすために、父(と高松)の家から出て、学生寮に入るとして。高松に御飯作ってもらわなくても、洗濯掃除も何とかすると出航したはいいものの、すぐ不摂生で保健室に運ばれそうです。
キンちゃんが点滴されながら目を開けると。泣いたり怒ったりしながら看病する高松養護教諭と、出張を早目に切り上げて帰還したルーザー博士が、枕元にいるのかもしれません。
寮生活は中断になるのか分かりませんが、キンちゃんの反抗期は高松が受け止めるのでしょう。思春期の方は、キンちゃんの場合すごく早いか、すごく遅く来るかの様が気がします。 |
|