madeingermany

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...... 2016年02月12日 の日記 ......
■ ケーキ   [ NO. 2016021201-1 ]
■鉄道の何が好きかというと。一緒にいてくれる安堵だろうと思います。自分がよく乗る鉄道は、あれこれ自慢できるポイントはあっても、その個所が特にいいのではなくて、毎日走っていてくれる、一緒にどこかに行ってくれるから好きなのだろうと思います。

鉄道は決して偉ぶらず、対価と時間さえ守ればどこまでも一緒です。「誰が運転してやっていると思っているんだ」「そんな所降りても意味ない」「そっちは遠回り」「ガソリンの無駄」「俺の運転とこの愛車を褒めろ」など、鉄道はいいません。どんなに乗っても線路の上なので酔わず、心と体に優しい乗り物です。

群馬県民の運転免許保有率は男女とも日本一で、高速道路も発達していて、マイカー王国です。それ故に移動となるとまず車で、酔いやすい上に、車内の空気と言うものが吐くほど駄目な自分には、鉄道が神に見えました。

外房線で海岸の絶壁を眺めながら、鉄が好きでよかったと思いました。「彼(外房線)とならどこへでも行ける」とふと思ったので。降雪と上越在来・上越新幹線を眺めていても同じ事を思います。




■週末は原稿なので、ルザ高について考えていました。3年くらいルーザー様と高松について考えていましたが、幸せな反面、両片思いとはこの事かと思いました。ジャンとサービスなら、「こいつは絶対私・俺が好き」と信じているので、あり得ない現象だろうと思います。

ルザ高の頭の良さが災いしているのか、2人とも感情を出し惜しみするようなキャラではないと思いますが、確かめようにも難しいのが好意かもしれません。ルーザー様は兄弟、父子とかいうキッパリした関係に熱心なので、高松はルーザー様の中で部下と言う立場で固定されていそうです。

自分が作った固定観念を、自分で破壊するのは大変です。「高松は部下」と一度思ってしまうと、他の態度が取りにくいのがルーザー様かなと。高松も、ルーザー様と言う存在自体が愛しいと言うか、「そういう見返りはいらない」と自分自身に一回刻んだが故に、関係が変化しないのかもしれません。



・ルザ高は高松の忠義心というか、下僕根性で成り立っている気がしないでもない。あのルーザー様に長い間従うのは、並みの神経と根性では難しい。頑張れば出世できるかもと頭で分かっていても、辛くて脱走・離脱する人の方が多かったと思う。

一方でルザ高は、ルーザー様の面倒見の良さも要素の一つだと思う。ルーザー様が世話好きというと嘘みたいだけど、彼なりに周囲を思い、年下を可愛がる心があったと思う。ただし方法が酷すぎるので、高松の「諦め」がないと、愛は伝わらない。




雑草根性と貴族気質なので、ルザ高の相性はいい。序盤ダッシュと、永遠の誓いまでは異様にトップスピードなのに、ふと振り返った時の寂しさは半端ないと思う。愛が忠義と恩恵という形でしか発揮されず、お互いが対等でも同一でもないという事をまざまざと知る時が来るのだと思う。

キンちゃんも、溺愛してくれる高松は他人で、血縁同士の輪の中に彼がいない事を思い知る日があったと思う。グンマには好都合な話だけど、埋め様のない溝が寂しい。

ここは二次創作なので、ただ自分の思いに忠実に生きる事も出来ようから、ルーザー様とキンちゃんと高松で、小さなお誕生祝いのパーティーをすればいいと思う。長身の男3人でタキシードだったらちょっと怖いけど、ストックホルムでそんな場面もあるかもしれない。

ルーザー様の側にいるには、ノーベル賞でも取ってしまう様な科学者になるしかないと割り切って生きる高松だけど、自分のためだけに愛する2人がお洒落して、一緒にケーキを食べる夢を見てもいいと思う。

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