madeingermany

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...... 2016年02月16日 の日記 ......
■ 高松の生存戦略   [ NO. 2016021601-1 ]
■電車に乗っている夢を見ました。多分南房総です。群馬の様に山あいの路線と言うより、荒野と言う場所でした。自分が進む所は花園じゃないかもしれないけど、愛する電車に乗っている限り、必要以上の不安を感じないで済むと言う夢だった気がします。

明日はレントゲンと血液検査の結果を聞きに病院に行きます。とりあえず入稿まで完走出来そうでよかったです。



■キンちゃんが高松を慕うのは基本的な欲求、生理・安全への欲求に近いかもしれません。マズローのあれです。社会的欲求、承認欲求は主にシンタロー達に向けられそうです。その後の自己実現・自己超越の時は、再び高松の下に戻って来そうです。

キンちゃんは高松自身が、ルーザー様と自分を愛するために日々研鑽しているのを知っているから、大抵の欲求が叶ったらやっぱり根源の高松の所に帰りたくなりそうです。



■好きな人が人の親になる過程を見守るのは、とても10代の青年のする事とは思えないですが、高松はそうでした。以下はいつもの痛い妄想です。


・好きな人がそんな真面目な事を考えているなら、片思いしている高松は心の中で身を引くと言うか、色々忘れた方がよかったではと思う。でもそんなデリカシーの問題ではなく、ルーザー様と離れれば学費のスポンサーも出世の足掛かりもなくなるので、年にしてはあざとい考えに目覚める高松。

ルーザー様に愛されなければ、彼の側にいられないなんて誰が言ったのか。高松とて大勢の使用人と団員の一人であるし、たまたま平均より頭脳に秀で、根性があったのでルーザー様に運よく見いだされただけ。そもそも愛も恋も付随品と言うか、ルーザー博士と言う冷淡な人に従う辛さを緩和するために、高松が自分の頭の中で、「この人が好き」というスイーツ部分を発酵させたとも言える。



自分で発酵させたスイーツ部分なら胸の中に閉じ込めておけばいいし、ルーザー様がルーザー様の人生のおいて幸せになればそれに越した事は無い。無論今まで勉学を応援してくれたり、つたない研究を発表する場を与えてくれた恩から言って、彼の奥方も彼の息子も、高松には敬意を払うべき相手になる。

ルーザー様が結婚した所で、私が彼のお側にいられなくなる道理はないと気が付く高松。ルーザー博士ご成婚のお知らせや、姉が出来ると喜ぶハレの声色にも覚悟を決めたけどなかなかそんな便りが来ない。

よく分からないまま、ルーザー博士からベビー用品の相談を受ける高松。一応香川で普通の暮らしをしていた事もあり、実家が医院(多分)なので年の割に詳しい高松。安堵し、そのまま高松を相談相手にする博士。ルーザー様、関係ない私にこんなに熱心に話をなさるなんて、余程父親になるのが嬉しいんだなと思う高松。

何言っているんだい、僕がお前を育てたのだから、僕の息子はお前が育てるんだよとルーザー様(以下略)。



以下、ちょっとした甘酸っぱい回想です。本来のルザ高ってこんな感じだったのでしょうか。


・少女漫画でよくある感じ。憧れの先生のお嫁さんになる事を夢見る少女が、先生の「僕の奥さん」と一緒にいる所を街中で見かけ、ショックを受け、初めての失恋で泣き明かす。夢の中の自分は「先生の奥さん」でも、現実が事実を告げ、新しい恋を探す。

昔読んだりぼんの「銀色のハーモニー」でそんな話がありました。他愛ない誤解や小さい喧嘩を重ね、少女が大人になっていくいい話でした。

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