■亡くなった祖母が言っていたのですが。今は口やかましく言い、お前をいじめている様に聞こえるかもしれないけど、お前が可愛いからあれこれ言うのだ、そうです。祖母のアドバイスが世代も性格も違う自分にどこまで有効だったかは兎も角、真剣に私を心配してくれた事が嬉しかったです。
高松も、ルーザー様は自分にばかり厳しくて、兄を崇拝し、ハーレムを(彼なりに)可愛がり、サビに至っては末の妹の様に溺愛して、自分などは単なる使用人に過ぎない、仕事を褒められても嬉しくないと卑屈になったとしても。
いつか、ルーザー様が自分の能力や性格を見抜いて理解し、もろもろ期待の上で厳しい態度だったのだと思ったかもしれません。兄にもサビにもハレにも出来ない事が高松にあったし、高松だけに注ぐ気持ちがあったのだとも。
高松にそういう心の余裕が出来るのは、キンちゃんに出会ってからでしょう。細かく厳しく指導すれば反発もある訳で、いろんな反応を示して来るキンちゃんに愛おしさを感じた後だろうと思います。
■思い出したので修学旅行雑感です。高校の時は、九州一周でした。熊本城、阿蘇山、有明海、長崎、大宰府と結構長い旅だったと思います。
今と同じかそれ以上のコミュ症だったので、もっと楽しんでおけばよかったと思います。でも一人旅も好きで、最近だと、延々西日が差しこむ内房線に乗っている時の恍惚感がよかったです。
外房がワイルド、内房がお坊ちゃん風味だと理解しました。外房の海が荒っぽくて、男って感じでした。
以下は南国&PAPUWA雑感です。
・士官学校の修学旅行。子供達と言えども歴とした暗殺者の卵であり、オープンに修学旅行するはずないと思うが、何故かしているイメージがなくもない怖さ。
マジックとすると、素の暗殺者程怖い者はないと知ってるのだと思う。ルーザー様がまさしくそれで、精神的に彼はミツヤの後継者なのだと思う。「マジックのためならなにも厭わない」点で。
マジックさえ方向性が違っていればとよく思うけれど、ほとんど小学生の年齢で総帥になった彼に他の選択は無かったのかもしれない。
・アラシヤマと修学旅行 →いかに日本そして世界のなかで、京都が無双の古都であるか聞かれていないのにしゃべり、ほとんど修学旅行先は京都奈良で決定しかけていたけど、アラシヤマ本人のためにもならないので、職員間の討議の結果旅行先が山陽へ変更された。
四国出身の高松先生に、京都へコンプレックスがあるかどうかは不明。ちなみに北関東三県の東京への「こだわり」はものすごい。
・ミヤギと修学旅行 →東京に行ってみたい
・コージと修学旅行 →久々に野球観戦がしたい
トットリと修学旅行 →仙台に行ってみたい。
高松先生 →引率が仕事なので手間にならないで行ける所がいい。ちなみに自分が学生の時は、ふける・レポートを出さない・現地でギャンブル・学生同士の賭け事・喫煙等をやらかしまくったので、昨今の若者に負けない妙な自信がある。
ルーザー様 →学生時代は一応参加し、まるまる三日間穏やかにクラスメイトと過ごせた事を兄に褒めてもらった。引率になってからは、悪ガキの筆頭の高松に悪戦苦闘した。
あんまり高松の態度が悪く、自分の側から離れるなと怒ってやったら、何故か彼が素直になったので、以来一緒にいる。
キンちゃん →20代後半でやっと修学旅行を経験した。高松先生と山陽踏破。 |
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