■明日は休日ですが急遽仕事になりました。すごくしんどいという仕事ではありませんが、定時に出勤、定時に帰宅の普通の日になりました。イベントも原稿も鉄もない時は大体そんな週末です。
仕事なのでいくらかにはなります。サービス残業という訳ではないので有難いです。このお金は「誰かのある願いを叶えた対価のお金です」。誰かと言うのは仕事に対するお客様であり、雇用主であるかもしれません。仕事があるのは有難い事です。
「自分の願いが叶った」訳ではないのだなと思いました。定職に就くのが学生時代からの夢だったので、勤労は夢が叶ったという事ですが、もっと恥ずかしい方の夢が叶った訳ではないのかもしれません。
週末に彼氏とデートとかは無くてもいいんですが。仕事と日常の合間に時間を見つけて作った本を、誰かに見てもらうのが自分の夢です。同人誌即売会にサークル参加し、自作の本を頒布するという普通のオタクの夢です。
後者の夢ばかり先走って、高松本が13冊あるのは夢でなく現実であると言えそうです。
■JR東日本にはまだ動いている蒸気機関車があるので、週末等普通に見る事が出来ます。男らしい素晴らしい走りですが、音と煙と振動がすごいので、群馬の山間部ならまだしも、ターミナル駅の高崎駅内で発進する姿は窮屈そうに見えました。
駅構内なんて大体窮屈そうなものですが、山手線や京浜東北の近年更にスリムに見える車両とは大分違う様です。自分が生まれた時には既に群馬の鉄道は電化していたので、蒸気機関車を見て育ったとは言いにくい世代です。
群馬〜新潟は雪が多く、山深いので蒸気機関車が走れないそうです。長く細いトンネルを走ればロスが多いでしょうし、雪国で主人公が乗り込んだのももう電車です。
蒸気機関車への雑感はありますが、「だから京都まで蒸気機関車を見に行く必要はない」と自分は思っていました。洒落た博物館で眺めるより、高崎支社が走らせる蒸気機関車があればいいと思っていました。大宮まで行っても展示が見られます。
京都に蒸気機関車のつばめが展示してあるのに気が付き、動揺を隠せません。京都と言えば鉄道の聖地のひとつです。いつも新大阪まで新幹線で行ってしまうので、降りられずモヤモヤしていました。
九州のつばめを見る事は出来なくとも、梅小路があると思いました。群馬〜関西が余りに遠いので、いつも大阪に着くと夕方で梅小路に行ける時間を過ぎています。寝坊する人に鉄は難しい趣味の様です。 |
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