■以下カップリングの話です。
カップリングものとは、2人のキャラの紆余曲折の話だと思うのですが。同人なので夢要素多めに、2人の以心伝心の話、ちょっとすれ違っても愛の力で寄りそう展開とかいいなと思います。
そう思うと、昔の少女漫画に近いかもしれません。今は男子も家庭科に励み、女子も就活に参戦する世の中なので、少女達もそんな平和ではありませんが。
(今は、将来の夢が「お母さん」である少女もいると思うのに、校長自ら少女達に2児の母になれと上から指導するご時世だった。育児を終えた後に大学入学しろって、それじゃお稽古事では。)
高松はカップリングにもなっていないのかもと思います。高松とて一人のキャラである以上、夢要素に突撃する権利があると思いますが、自分がウテナで言えば若葉や茎子である事を承知していて、決闘場にすら行かないかもしれません。
ルーザー様も、高松を部下として青田買いした上に、昔のガキ大将の様に、自分の親族の世話を立場の弱い相手に任せたのかもと言えます。
高松は頭がいいので、頑固で融通が利かない筋金入りのブラコンのルーザー様を軟化させる手間を惜しみ、キンちゃんに愛情を注ぎそうです。マジック達は、あんなルーザーでも陰で高松を労わっているのだろうという憶測で過ごし、ルーザー様はそこら辺の男性の様に、「何もかも自分のお蔭で上手く行っている」と思うのかもしれません。
高校生くらいになったキンちゃんが、父親ではなく高松を頼って将来の暮らしを描いた時、初めてルーザー様はご自分が一人ぼっちだった事に気が付くのかもしれません。劇中のルーザー様はなんでそうも一人で全てを背負い込むのだろうと思いますが、それだけ自負の強い方だったのだろうと思います。
■近所の地蔵尊は、毎年春分の日と秋分の日に縁日が立ちます。昔は臨時電車が出たくらいの人出だったそうですが、今はささやかな縁日になっています。
小さい頃から行っていた縁日なので、たい焼き一個80円だった時代もあったとしみじみします。30年くらい前の話なので、今は200円近くします。亡くなった祖母とよく行ったのですが、大好きな人と行くと、ささやかな縁日であってもとても楽しかったのです。
今回は仕事で行けませんでしたが、縁日は普段通りあったようです。職場から近いので、人手のザワザワした感じと、お寺の鐘の音が聞こえてきました。
自分は1人がいいとか、勝手にしているのがいいとか割と本気で思うのですが。周囲に自然と家族や守ってくれる人がいるから、個人主義だとか言っていられるんだろうなと思います。
本当に一人でいいなら、東京国際展示場で何があっても、いいわけです。個人サークルで好きな事をやっているのが楽しいと本気で思うなら、チラ裏と変わりません。誰かに自分の作った本を読んで欲しいと、今ほど思う時はないかもしれません。
自分が書いた(描いた)盲滅法な高松は、自分の分身なんだろうなと思います。無論、自分は高松の様なインテリではありませんが、高松が好きです。
仕事でサラリーをもらうなどの自分への慰め以上に、同人誌を頒布する事の快感に自分は頼っている様です。三連休、ずっとそのことが頭にあり、苦しいです。 |
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