■ルーザー様が生きていたらと言う妄想は、自分の日常ですが。ライオンパパが生きていたらという妄想も最近します。パパが総帥で、4兄弟はマジックだけ後継ぎとして教育されて、3人は余り変わらなそうです。でも皆の心の余裕はだいぶ違うでしょう。
心に余裕のあるルーザー様が、庶民で外見も自分達と違う高松を見出すのかという不安が出て来ます。ルーザー様は平凡なブラコンのままだったら、高松を育てようとも、期待もしないでしょう。
高松も。学校の理事長がライオンパパ、総帥もライオンパパなら、援助はパパからもらうでしょう。ルザ高的に、喧嘩その他の仲裁をキンちゃんが出来なかったら誰がするんだろうなと思うとパパなのですが、高松はずるいから、最初からルーザー様でなくてパパに守ってもらおうとしそうです。
■矢沢あいのパラダイスキスで、主人公の紫が受験に嫌悪を示しています。弟の方は受験にそこまで思い詰めていないので、紫が嫌悪しているのは受験戦争そのものでなくて、受験にからむ母子関係なのでしょう。実母は彼女が試験に受かれば欣喜雀躍し、落ちれば見向きもしないから。
紫のお母さんも、相当思い詰めていたのでしょう。劇中で、「お年頃になったムスメが超絶美女に大変身し、超お嬢様学校を無事卒業した上に、人気デルモ&女優になった。更には28歳で優しい医師と無事結婚」となれば、もう有頂天でしょう。お母さんに、娘さん幸せでよかったですねと言ってあげたいです。
段々、少女漫画に出て来る可愛い娘さん達より、そのお母さん世代に気持ちが近くなってきました。今更、受験という一世一代のチャンスに飛び乗るよりなく、紫の様に、「美貌」「優しくて頭がいい幼馴染の男の子」もいなかった自分を悔いても仕方ありません。
美貌が欲しかったのなら、群馬育ちだろうが頑張ればよかったわけで。優しくて頭がよくて、将来医者になって自分を末永く養って愛してくれる男性が欲しかったのなら、それに見合う女性になればいいのであって。
いずれの努力も自分はしなかったのだから、紫のハッピーストーリーは永遠に自分にはお伽噺です。
■くどいんですが、10,000時間について考えていました。1日8時間取り組んだとして、8時間×20日です。月160時間なので、約半年で10,000時間を迎えます。
もしどこかに就職して、「慣れてないんで出来ません」で通じるのが半年。なんてことはないでしょう。レジに立ってあれこれ聞いていいのは数日、どこかの受付で立って「知りません」で済まされるのは一瞬もありません。
自分は何度もアホ丸出しで受付等に立っていた事があり、10,000時間を越えても、いよいよちゃんと金をもらえる様に精を出すしかありません。
何かの人生相談の若い方からの投稿で「1日8時間も拘束されるなんて耐えがたい」というのがありました。深刻な悩みですが、拘束してもらえないなら、当然賃金も出ないので、そっちの方が深刻じゃないかなと思いました。
拘束と言うか。採用してくれた上に指示を出してくれて、更には仕事を教えようとしてくれる人がいるうちに、10,000時間を過ごした方が得策なんじゃないかと思いました。 |
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