■ロンドンの漱石の記念館が来年9月に閉館だそうです。大陸の方には何やかやで旅行した事がありますが、英国には行った事がありません。記念館のサイトを見た限り、当地から漱石自身が語る様な悲惨な感じを受けません。漱石は当地で自転車に乗ったり、パレードを見たりと意外と楽しんでいたのでしょうか。
鴎外のドイツ留学とえらい違いです。鴎外はドイツの開放的な雰囲気を喜んでいた様ですが、漱石はどうしたのでしょう。英国の菓子を楽しんだという感じもあまりなく、漱石の好きな洋菓子の類も、英国趣味というより、「文明開化」の産物の方のイメージです。
■ガンマ団士官学校が何かに似ていると思ったら、自分の出身校でした。
・普通の総合大学だけど、時々「創始者」を崇拝している ・イメージカラーが赤 ・体育会系 ・運動部、応援団のニュースが普通に飛び交う ・校舎が大きく、あちこちにある ・若者を集めるのに熱心で、校内で日本各地の方言、外国語等が聞ける。西日本多め。 ・学校法人なのに経営意識が異様に強い。
自分の学生時代最後の地が懐かしいです。文系の勉強を死ぬほどしたいという一存だけで、群馬から飛び込んだ学校でしたが、とても楽しい4年間でした。
■ハーレムはルーザー様の家族なので、写真とか沢山持っていそうです。友情故に、高松に見せてくれて、欲しかったら持って行っていいと言いそうですが、高松はバカにしないで頂きたいですね、と怒りそうです。
天使なんかじゃないで、「ヒロコ」が晃の妹だったと知って翠が安心する場面がありますが、ルーザー様は比類なきブラコンなので、関心や注意が全て兄弟に向くため、高松の前途は異様に暗いです。
でもキンちゃんが登場したら。「キンタロー様にご覧いただくため」と言い、高松はハーレムからゴッソリ写真等を奪っていきそうです。古い家族写真なんて、高松が収集しても場面の内容が説明出来なそうですが、高松なら解説してしまいそうです。
ハーレムの持っている写真でも、ルーザー様と高松が同時に写っている写真はないと思います。意気軒昂に写真を見せてくれる高松の気持ちに反し、ますます父への疑問をキンちゃんは深めそうです。
高松がルーザー様とキンちゃんの間の黒子になろうとすればするほど、キンちゃんは高松に興味を抱きそうです。父にとって高松が何なのかはわからないけど、自分にとって最愛の人が見つかったからいいとキンちゃんは思うでしょうか。
高松は自分の事を部下だった、ルーザー様に恩があると言い募っても、そこまでして返す程社会人?同士に恩はない訳で。キンちゃんが部下を持っても、そんな熱烈な部下はいません。そういう事だった、とキンちゃんは何年かかかって納得しそうです。 |
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