■やせると誓った日に、食欲に負けてナポレオンパイを食べました。巨大なミルフィーユでして、大好きなカスタードクリームが、美しい苺とサクサクのパイとホイップクリームに包まれていると言う、夢の様な食べ物です。
その日の食事は軽めにし、日中沢山歩きました。次にナポレオンパイに出会うまで、多少スリムになっておこうと思います。季節限定のケーキで本当によかったです。
■シンタローは、サビのどの辺を尊敬していたんだろうと思いました。サビはジャンそっくりのシンタローが可愛かったでしょうが、具体的にどう可愛がるとか、世話していたとかの描写が少ない気がします。
少ないながら。南国の頃の番外編で、運動場らしい所にいたシンタローがサビに駆けよる場面とか。普段自分から内面を余り語らないシンタローが、サビの前では何らかの気持ちを打ち明けている所とか、すごく好きです。
南国アニメでは、サビが「素敵なおじさん」である事に疑問を全く感じません。ギャグアニメに個別具体的な描写はなくてもいいし、アニメのレギュラーであったミヤギ、トットリ、アラシヤマ、そこにシンタローを加えてもかなわない相手なのだと、サビのすごさが分かりました。
声優さんの華麗で物静かな演技や、アニメのオリジナルキャラであるトーキョーの熱弁もよかったなと思います。
サビは無職です。具体的に描かれていないからって決めつけるのはどうかと思いますが、あのサビがマジックを上司として支持を仰ぐのは無理でしょうし、自分で仕事を見つける事もないと思います。
働かねばならない高松や、何だかんだ言って保護者であるマジックに従うハレと違い、サビは不労所得で一生暮らすだろうと思います。ライオンパパからの遺産はいかほどか分かりませんが、一生遊べる金額でしょう。
シンタローが幼い頃のサビは、団員としてマジックに従う数多の男達と違って見えたと思います。南国通りなら、「どこか違う男、でも自分と同じでマジックに劣等感を持って傷ついた男」という、筋書があるのに南国&PAPUWAを通してみると、立派なニートである事が判明します。
シンタローは総帥になってからも、サビを尊敬したでしょうか。ジャンと言う相棒が復活したから、サビのワガママさがアップしたのを見てしまったと言うか。いつまでも「ちょっと上」の男であって欲しかったのが、全然違って見えたかもしれません。
シンタローが「サビが好き」と言うならどんなサビでもいいと思いますが、「サビを尊敬している」なら、何らかの要点が欲しいと思いました。でもサビは親戚で目上の人と言う点以外自分にはよく分かりません。
シンタローはベタベタしたいタイプ、ギャーギャー言ってくるタイプの人は苦手だろうなと自分は思います。「友達が欲しい」と連呼するアラシヤマがまさにそうでしょうか。
そこがシンタローとマジックは似ていると思います。マジックも「君の力になりたい」と言っただろうミツヤ、「兄さんの力になりたい」と願ったルーザー様、「パパなんて嫌いだ」と言い放ったコタを切り捨てました。
シンタローやマジックに好かれるには、カラッとした態度でいた方がいいようです。キンちゃんは公的な場面では合理的に振る舞えるから大丈夫だと思います。グンマは高松と接していた結果、どちらかというとベタベタしたタイプかなと思いますが、大丈夫でしょう。グンマはもう、父やシンタローとどう付き合えばいいか知っていそうです。 |
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