■グンマ博士の休日。
・中学生くらいのグンマが、面倒くさい自称家庭教師の医者に全てを管理され、キレる。何故医者はそこまで自分に関わり、こだわるのか誰も教えてくれない。
キレられようと動じない医者に鎮静剤を投与されるも、鎮静剤が効いてくる前に医者の前から姿を消す。
消してもグンマはどこへ行くのか。シンタローの所に行くかもしれないけど、自動的にマジックの手で医者の下に送還されるのは確実。実験室、は医者の天下。そういう細かい事情も考えないで、勢いで医者の前から消えてみないとグンマの道は開け無さそうだけど、グンマはそういう所に用心深いと思う。
本当に医者と自分の縁が切れても、追われないし、自分も困らない様になるまでは、医者と離れないと思う。ただそんなタイミング、惰性で医者も自分も忘れていてぬるま湯の様な時間だけ過ぎていた。
考えても一向にグンマ博士の休日が始まらないので、明日以降何か書いてみようと思います。
■グンマ博士の休日と言う小説が書きたくなって。先に名作を一度見ようと思って映画のローマの休日を見てみました。
・王女は冒頭のぐずった感じが急に抜け、怖いくらい。王女の願いがなんだったのか分からないけど、ジョーへの態度を思うに「恋」だったのかなと思う。
許されない一晩の恋をして、中学生の様だった王女は大人の女性になったのかもしれない。
王女の急成長というとよくある話の様でもあるし、ローマの休日にはアニメ的な面白さがあるなと思った。いい意味で芝居っぽくて好き。池田昌子さんの声は実に大人で、「学校を抜けて来た」というセリフに首を傾げるくらい、既に大人っぽい。ジョーの吹き替えが城達也さんである事に気が付いた時には、転げまわって喜んだ。
■グンマの休日と言う、嘘みたいなPRが群馬にあります。県のマスコットも名前がぐんまちゃんでして、どこまで県名押しで来そうです。
・よく考えると、パッと見ただけでアッと言わせるのがイタリアでありローマ。ナポリを見てから死ねという有名な言葉があるけど、イタリアの美しさと混沌を味わうと、ちょっとやそっとの事で死のうなんて思わなくなるらしい。
草津よいとこ一度はおいでという歌がある。絶望に打ちひしがれた時は、ローマ、イタリアと同じくくらい群馬も効くかもしれない。スペイン広場はないけど、草津の湯畑は立派な観光地だ。
・よく考えると、ジョーはアメリカ人、王女は国籍が明らかでないけど、国家規模や地理的にロシアかなと思った。ジョーは恐らく2年ローマで仕事していて十分ローマに詳しいと思う、でもモブの地元のおっちゃん的な人が感じよくて好ましかった。ジェラート食べたい。 |
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