■今読んでいる細雪では、雪子が橋寺氏に見合いを断られました。橋寺氏の様なモダンな男性に雪子は合わなかったと言え、最後に出て来る御牧氏も一風変わっています。
モデルになった重子さんという女性と雪子はだいぶ人柄が違うらしいですが、谷崎なので全てが芝居がかっていて小説中でも、あけすけなのに、ざっくばらんと言うイメージは余りありません。
妙子はいつ板倉と関係を持ったのか。水害の後らしいとは書いてありますが、水害に遭った妙子を死にもの狂いで助ける板倉は既に他人ではなかったと思います。
細雪の黒幕は幸子という説を読んだ事がありますが、自分は幸子については書いてある通りでいいと思います。雪子の見合いに一番熱心なのは幸子であり、彼女の迂闊さや、ずるい、意地が悪いと言われている部分も、「おめでたい」だけだろうと思います。
■飯山市に住みたいとこの連休中に思いました。市街か長野市まで出れば困る事なさそうですし、自分はもともと山岳育ちなので色々苦にはならないと思いました。そんな甘さは連休中だから発生するのであって、かつて7メートル程雪が降った飯山線沿線を思うと、自分の読み足らなさを感じます。
自分が仮にどこかに引っ越す時は、退職した時です。決して若くはなく、お一人様です。恐らく群馬以上の積雪と温度の下降を思うと、一瞬の夢だったと思います。
旅行が好きであちこち行きますが、いつか住むなら温暖な地方が便利なのかなと思います。伊豆とか蒲郡とか小田原とか、魅力的なのは東海道に近い方です。皆、飯山市同様素晴らしい場所だと思いますが、何だかんだ言って自分は群馬を離れないのかもしれません。
■股んGO!君は立派な一人のキャラだなと思います。高松が作ったのだから最早普通のダイコンではないと思いますが、簡単な家事や仕事なら出来るんじゃないだろうかと思います。
ただししゃべれなそうなので、身ぶり手ぶりで自分の意思を伝えるんだろうなと思います。多分出来るでしょう。
■ネーム描いていました。お勉強するキンちゃんと、ルーザー様も自分にこんなふうに勉強を見てくれたと懐かしむやら、教える立場にならないと、教える方の気持ちは分からないなと思う高松の短い話です。
あと、三年越しのグンマと高松の話が描きたいです。南国アニメ通りだったら、高松は無害で愛情深いただのおっさんです。何がどうして嬰児交換だの、隠居だのジャンとの確執だのになったのかと思います。
確執なんて確執と思う方が確執なんであって。ジャンは高松の人生を狂わせた事も、青の一族にフレンドリーな顔で近寄る事自体間違いだったとも、思わないでしょう。歳月は彼を無頓着にしました。
新刊を夏コミでだそうか、ガン流3で出そうかまだ考えています。コミケで出した方が、次回のコミケの当落に影響するので有力なんですが、原稿自体は毎年6月一杯には終わっています。7月は初っ端にガン流、その後半月ばかり忙しそうなので、原稿作成的にはあんまり変わりません。 |
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