madeingermany

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...... 2016年05月18日 の日記 ......
■ 残高   [ NO. 2016051801-1 ]

■グンマと言えば初登場の頃はクールな復讐鬼で、多少トンチンカンな所はあってもギャグ漫画の範囲だったと思います。

いつの間にかキャラクターが増えて、クール系キャラは後発のマーカー達、復讐鬼系キャラは荷が重そうですがキンちゃんの役目になりました。知的&解説ポジションキャラもジャン、高松、サビ、アスで大体回せたと思います。

グンマに残されたのは、若くて可愛い容姿と高松からの愛と言う事になったのかなと思います。若くて美しいと言うとマジック、サビ、ミヤギ、アラシヤマ他の方が声が高いので、やはりグンマの切り札は高松からの愛です。あのマッドサイエンティストを、猛獣使いの様にどうこうできるのはグンマ一人だと。



高松とグンマの愛のシンボルこそ、菓子だったのかもしれません。ですが高松の好物は、じゅんさいのお吸い物だったと思います。滅茶苦茶大人の食材と言うか、とても薄味でお出汁や酢の味、食感を楽しむ方のものです。高松の好物が、どら焼き、最中、羊羹等だったらグンマとバランスがよかったのにと思いました。

グンマにお菓子を用意するのがドクターだったとしても、ドクターは菓子を口にしなそうです。




■口座に残高がなさ過ぎて、通勤と読書意外に特に出来る事が無く、学生時代の様な閑静さです。昔はこれといったお小遣いもなくひたすら受験勉強していたので、口座にも財布にもお金がない状態がむしろ快いです。

別に何にお金を遣った訳でなく、将来を悲観して多めに定期貯金したら、手持ちのお金がなくなっただけです。これで戦時の様に通帳閉鎖とかされたら、亡父からの虎の子の遺産だった動産の価値が暴落した蒔岡鶴子の様に、泣きます。

お金って、どこかの経済学者が言っていましたが、あくまで日本銀行が発行した金券なので、経済的な紙幣価値は株券等と同じらしいです。日本は現金至上主義らしいので、万札の威力や確固たるものですが。




お菓子について調べていたら、昔の南米ではカカオ豆が金券と同じ役目をしていたそうです。穀物でも家畜でも、同等の価値があるとされるカカオ豆で買えたとか。

特に珍しい事ではなく、日本でも江戸時代までは米が貨幣と同じ意味を果たしていました。加賀百万石の石は米の単位なので、多分加賀藩はお金持ちです。

コメは日本人の心のふるさと、母なるものと言いますが。昔の庶民が白米を腹いっぱい一日三回食べていたはずありません。育てた米ですら年貢として納めたでしょう。そして身分ある人に御飯を炊いて、よそってあげるのは実母でなく使用人達なので、米=母と言うのは実に近代的なイメージです。




何故日本が米ありきだったと言えば、米が現ナマ同然の立ち位置だったからです。いじけた考えかもしれませんが、大学でこういう授業ばかり受けていたと思います。文学部ですが人文系でなく、社会科学の方でした。

学校と聞いて、お友達と過ごしたノスタルジーで甘酸っぱい思い出に浸るか、当世の権力者が国民を各個が自我に目覚める前に教育して支配しやすくしようとする権威的な場所と思うか。どちらでもいいと思いますが、人としては前者の方が余程幸福だと思います。

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