■高松を「人と変わっている」と思う部分は、周囲に合わせるコミュニケーション能力も、周囲から讃嘆を浴びるだろう実力も併せ持つのに、進んでその辺を公開しない所かなと思います。もしかして科学者とは往々にしてそうなのかなと思います。
ジャイアントロボのフォーグラー博士が、いい意味で高松と同じ傾向だったと思います。彼は劇中でノーベル賞を受賞した偉大なる科学者です。でも彼は賛嘆とか受賞とかに余り重きを置いていなくて、息子のエマニエルは父の功績を横取りしたシズマ博士が許せなくとも、父は自分の発明で世界が明るくなる事しか頭にありませんでした。
フォーグラー博士の願いが聖人君子過ぎて、死んでいったシズマ博士も幻夜も置いてきぼりでした。銀鈴は復讐という愚かな行為に異は唱えても、父の真意までは分からなかったと思います。銀鈴が悪いんじゃなくて、ロボのお話自体が迷走していたからですが。
・・・高松の復讐は幻夜の様に、自分の側から愛する人がいなくなった上に汚名を着せられた怒り故ですが、高松が幻夜と違う所は、「ルーザー様はブラコンだから兄弟のために死んだという一点には悔いなかったろう」と分かっている事かなと思います。まさしく高松の私怨。
■近所のヤマト便に、大阪行きの既刊を頼んできました。気楽に行ってくるつもりですが、早目に家を出て京都鉄道博物館に寄れたらと思います。
五時までに入館しないとなりませんが、群馬を午前中に出れば何とか行けそうです。京都に下宿していた時は鉄に疎かったので、梅小路の何たるかを知りませんでした。京都、というだけで鉄道の黎明期の何かが期待できる訳で、一回は行きたい場所です。
会いたいのはC62の特急つばめだった蒸気機関車です。機関車には詳しくありませんが、あれだけはつばめのロゴが横に入っているので分かりそうです。九州に旅行へ行けるのがいつか分からないので、日本で最も「つばめ」に会える場所に行きたいです。
いつだったか今は閉館した大阪の交通博物館には行った事があります。なくなったのが信じられませんが、京都の方と一体化したのだと思っています。
■前橋の敷島公園に、バラを見に行って来ました。春と秋にばら園でばら祭りがありまして、ちょっとした売店やライトアップがあります。目玉は何と言っても何百と言う種類と本数のバラです。入園が完全無料なのもすごいです。
赤白に留まらず、滝の様なピンクのバラや、果物の様にかぐわしいオレンジ色のバラなど、バラが好きなら一日いてもいいかもしれません。
ところでハマナスもばら園にありました。バラ科なので不思議はありませんが、開花にはまだ早いそうです。なんで南国で高松はバラでなくハマナスを使ったのか。蔵馬と被るからかなと思いますが、ツルと言うなら朝顔や藤、ウリ科の野菜でもよかったのでは。
バラは6月が花の盛りらしいので、ルーザー様を思わせる花として、高松は愛好していそうです。バラは原稿のネタを考えるのに最適と言うか、いろんな漫画やアニメにバラと言うモチーフが出ているので、割とどんなジャンルの萌えにも応用が利きます。 |
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