 ■小さい頃から自分は感受性が強いと言われてましたが、何かあると相手の想定外の反応を示すとか、想定より激しい反応になるとか、又は関心がないと言う事を顔や言葉に出すと言う事かもしれません。
本来感受性とは、相手を思いやる優しさにあふれているとか、いい意味の面もあるそうなので、自分は相手に迷惑をかけているのに気が付かないから、婉曲に諭されていたのかなと思います。ある事件について、そんなに傷つかなくていいと言うメッセージでもあったのかもしれません。だからもう少し落ち着けと。
感受性かどうかは分かりませんが、自分の感想や意見は余りあてにならないと自分でも時々思います。学生の頃は社会科学でもやれば多少は利口になれるかと期待したものですが。
あくまで希望ですが。ルーザー様、高松、キンちゃんは感受性が強いだろうなと思います。ルーザー様は繊細で家族に献身的な天才肌。高松は好きになった人を何10年でも慕う愛の人。キンちゃんは頭脳明晰であり、お気遣いの紳士と呼ばれるまでになった感情豊かな子。
三者が三者、どうにも下ろせない問題を抱えているのも分かっているつもりです。でも、彼等を思うと、感受性が強いのも悪くないと思えます。
■また一つ、群馬県内のショッピングセンターがなくなるそうです。県内は高崎、吉岡、伊勢崎、太田あたりは人口も多く新しい店も増えていますが、ひとたび山間部に入ると寂しい事になっています。
県全体の人口が減っている事もあると思いますが、今は山間部から県央に出かけるのも割と楽で、女性でも子供をファミリーカーに乗せて県を縦断・横断するのが普通です。自分は高速道路で運転出来ないくらいノロいドライバーですが。
品ぞろえのいい店、安い店と言うとどうしても県央部になるので、山あいからでも南部に車で行く事になります。畢竟、山間部の小さなショッピングセンターはピンチですが、全く普段のお買いものの店は何とか維持されている印象です。群馬なら、米と野菜は大体近隣で新鮮なものが取れ、むしろ生産者直売場や道の駅は元気な店も多いです。
■明日図書館に返そうと思う本、徹底して蒸し風呂の本でした。先日も書いたのですが、タイトルが風呂と日本人だったので、勘違いした自分が悪いのです。
残念ながら自分はサウナが苦手です。温泉施設には大体サウナが併設してあって、最近流行の岩盤浴も同じ仲間かもしれません。体調がよければ楽しめそうですが、あの熱気の中でつい気持ちよくなって居眠りでもしたら、脱水ではすまなそうなので、自分は入浴の方を主に利用します。
よくあるエッセイ、ちょっと社会科学っぽい書籍で。もし「カレーライスが世界で一番うまい」と書いてあっても、間違いではありませんし、腹も立ちませんし、夕飯はカレーにしようと思うくらいです。「草津温泉は最高」と誰かがエッセイや旅行記で書かれても、いいと思います。書かれた方がそう思ったと言う事でしょう。
でも書き方として、断定的、確定的な言い方を選んだ場合、読み手としても証拠だの原因だの理由だのを無意識の求めます。この風呂と日本人と言う本、「こんなサウナ風呂の歴史が日本にあった」という紹介にとどまらず、日本のフロは蒸し風呂が正解という雰囲気にまで高めています。
そのための調査や聞き込みは膨大で、普通にお気軽な旅行チックに書いてくれたなら、緊張せず読めたかなと思いました。近年の日本人は大浴場のあるホテルを宿泊先に選び、入浴しているが本筋ではないくらいに語るのも、風呂と言う本質を思えばこその言葉だと思います。
「サウナは楽しい」「サウナに行こうぜ」というノリで書かないのは、書き手のプライドなのか実証主義なのか。 |
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