■今月はお天気は自分好みなのですが、仕事はしんどそうです。以前は仕事がしんどかったら、余計に週末の原稿作成が楽しめるくらいにしか感じなかったのですが、心身の切り替えに時間がかかってきました。
これ程までに原稿がしたいと思った事はありません。これ程までに、という表現がよくメグレものにあります。「これ程までにメグレの興味を引いた女性はいなかった」「これ程までに息苦しい空気が司法警察を覆ったことは無かった」等、割と頻繁に出て来ます。
一冊二冊読んでいると気にならない言い回しですが、5冊くらいぶっ続けに出て来ると、普段のメグレや司法警察はどんなだなと思えてきます。それと同じで、今がこの感情のピークと思っても、何かしらの大きな波の一部である可能性もあります。
昔受験生の時に、「この模試が上手く行ったら、これから先の楽しみも幸せもみんないらない」とよく思っていました。実際はそんなストックではなく、楽しい事も美味しいものも求めてやみません。ただし願掛けは願掛けであるので、受験に成功した後でも呪いが続いている気がしなくありません。
■雑誌を読む夢を見ました。昔はオタク情報と言えば月刊誌が主な供給源だったせいかなと思います。南国後のシンタロー達の様子、PAPUWAの概略みたいなのが取り上げられていました。
南国後のシンタロー達がどうしていたかは、想像するしかありません。アラシヤマがジャングルで極炎舞を放っていた時の描写はあっても、シンタローが疲労している事、アラシヤマの献身はやはり自爆傾向なのかなという事は分かりますが、他の部分は結構想像するよりありません。
その想像の翼をもぎ取る様に、PAPUWA冒頭で「四年間皆集まっていなかった」というコージの発言があります。コージなのよく覚えていないという推測もありますが、ミヤギ達が「マジックの部下」ではあっても、「シンタローの共感者、仲間」ではなかったのではと思えてしまいます。
またマジックも完全にシンタローが独立する事なんて、許さないだろうなと思います。シンタローが伴侶を見つけて精神的にマジックから離れる事はない、とすら言えそうです。
あのマジックがミヤギ達を対等な「シンちゃんを巡っての愛の競争者」と思っていたら、もう少しミヤギ達に違う対応をしていたでしょう。依然ミヤギ達は文字通り生殺与奪をマジックに握られていて、シンタローのステディになる可能性は高くないのかもしれません。
マジックが対等に思う相手と言うのは実に少なくて。目立つ所だとサービス、ジャンくらいだったと思います。後は挙げるならコタでしょうか。ミヤギ達は立場的には対等ではありえなくとも、精神的には十分重く見られている・・・なら毒ガスは浴びせないよなと。嗚呼。 |
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