 ■高松の何が問題なの考えていました。夏コミも受かった事だし、自分について考えた方がいいかもしれませんが。
・高松について、目先の刺激的な部分はあまり問題ではないと思う。マジックやシンタロー、キンタローと言う高松に一定の影響を及ぼす人間が少なからずいるので、高松が病的に刺激的な事を求めてない限り、彼は遠慮できる男だ。
・現に、若いキンちゃんが今後ガンマ団でどうやって生きていくのか案じ、シンタロー達家族と幸せになって欲しいという願いを高松は抱き、自分がキンちゃんの周囲からいなくなるという、ある意味英断に出た。
・そんなら長い事グンマを束縛同然にしていたのは?若い団員への仕打ちは?という疑問が沸く。高松とグンマの関係については、元来ガンマ団・青の一族と言う箱庭の中の事件であり、状況の変化や周囲からの干渉を非常に受けにくかった。
・申し訳ないがミヤギ達への仕打ちは高松の通常運行と言うか。筆や忍術、炎等生来の武器を持たない高松先生のクラス運営の戦術だったと思って、私が代わりに若手に謝りたい。
・・・多分、高松は未来さえ見据えられれば無敵の人だと思う。行先のない関係、ルーザー様が亡くなり、その息子(※この場合シンタロー)とも疎遠な生活は余りに寂しく、素行も改まらなかったのかもしれない。
■週末に原稿を描いていたら、顔ばかりの絵になりそうになったので、急遽ガンマ団の飛空艦を描きました。南国でも丸っこいのをグンマやハーレムが移動に使っていましたが、PAPUWAでも丸々とした飛行機が健在で好きです。
グンマが作成するともっと可愛くなりますが、グンマ作の方も機能的には一緒の様です。個人的にはグンマは若いのだし、折角秘石眼にも目覚めた所で、体を張ってシンタローやコタローに会いに行く姿が見たかったです。
多分、グンマも思考回路はマジック寄りなのでしょう。手足になる人が多いし、立場的にグンマの命令を断れる人はあまりいないし、グンマが実戦的に事態を解決するなんて、誰も想像しないのかもしれません。南国でシンタローには自分から会いに行ったのに。
■よく分からないのですが、南国&PAPUWAの原作者の思う大人の漫画って、どんなのだったのでしょう。南国&PAPUWAも初期のギャグ部分、いわばアニメと並行していた部分なら、子供も大人も笑える良心的なものだったと思いますが。
■劇画的なもの? ■性的な描写が多いもの? ■家族間の問題とか解決困難なテーマ? ■時代劇的なもの? ■ギャグが無いこと?
よく分からないのですが、カミヨミがそうだったのかもしれません。天馬、蘭大佐、菊理嬢と明るい面を感じさせながらのドロドロぶりは迷走かと思いましたが、あれが原作者の思う大人の漫画だったのかもしれません。
子供向けだと何故表現に規制がかかるかと言うと、刺激が強過ぎると物語のテーマとか個性とか以前にショックが大きいからだと思いますが。だからと言って内容がないなんてことは無く、かえって作品が骨太になる場合もあります。
要はもう好みの問題かなと思いました。高松をして底無しの不幸と知性を抱えた孤独な変質者としても間違いではないし、単に男性にしておくにはもったいないくらいの母性あふれる人だったとしても・・・・後者は妄想です。ただ、私は別に原作者の漫画が原作者の思う大人向けのカラーを帯びていなくても好きでした。 |
|