madeingermany

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...... 2016年06月17日 の日記 ......
■ 毒舌   [ NO. 2016061701-1 ]

■南国&PAPUWAの原作者の思う大人の漫画とは何か、と考えていました。恐らくカミヨミの様なダークファンタジーだったと思いますがいくつか。


・ならば何故、ほとんどの漫画の主人公は子供なのか。南国以降、主役・メインキャラと言えば小学生くらいの少年であった様に思う。元気のいい男の子は素敵だけど、原作者の主張する?大人の漫画とは。

・むしろデビュー時に近い南国の実質的主人公が24〜25歳のシンタローであった事を思うと、シンタローが原作者の作品の主人公達の最年長に近いのではと思う。

南国は子供と青年というのびやかさがあったし、原作者には腐要素さえ露骨に出さなければ、少年と兄貴という組み合わせが似合うと思う。青年だけで物語を回したかったのだろうか。



大人が主役の原作者の漫画と言うと、グッドアフタヌーンのあれを思い出す。自分は南国&PAPUWAの高松のよさは、どんな毒舌を吐こうとも、横暴でも、どこか人臭く、愛情深く、恋する男でもある面だと思うのだが、原作者の見解ではなかったらしい。

南国&PAPUWAの主な大人は、独裁者・お雇い軍人・マッドサイエンティスト×2・ニート・社畜・不老不死・人斬り他であり、人情系ギャグコメディとして好きだし、作品が謎の「大人向け」方面に発達したとしても、自分にはそれがどんなものなのかイメージでも出来ない。



■モーレツパイレーツを見ています。ついナデシコと比べてしまいますが、バカばっかと言い放つ女の子はいない様です。ほとんどのキャラが女性で、見ていて爽快なくらい小気味がいいです。

茉莉香はもしかしたら。母の梨理香さんは男気たっぷりの魅力的な人だけど、「ママ」的な甲斐甲斐しい日常に憧れていたのかなと思いました。




■高松と言えば毒舌ですが。周囲が高松の言葉を真剣に聞いている訳ではないのと、高松も相応に毒舌を浴びているので気になりません。頭のいい人の例にもれず、無駄に相手を怒らす事も高松は少なそうです。

ただし高松が攻勢に出ると草木一本残らなそうです。そんなこと滅多にないですが、グンマについて「出来そこないのバカ息子」と言い放ったのは、相手がシンタローだったからでしょう。

そもそもレギュラーキャラであそこまでバカと言われる回数が多いグンマとは。ミヤギの顔だけ、アラシヤマに至っては数えきれないくらい根暗他言われ通しですが、何となくフォローもあります。ミヤギは何だかんだ言っていつも最前線にいる男ですし、アラシヤマの戦闘面の強さと仕事に手堅い所は誰しも認める所でしょう。



グンマは自らそういうポジションに突き進んでいる感がなくありません。嘘でも総帥の長子であるシンタローへの遠慮もあったでしょうが、第一に高松への遠慮だったのかもしれません。

長らく高松はグンマの自立を許さなかったと思います。表情や言葉では何とでも言えても、グンマと家庭教師なり何なりの縁が切れれば、高松が青の一族と接するのはガクッと減るでしょうから。

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