 ■あと漫画を三コマ描けば、夏コミ用の新刊の本文の作製が終わります。表紙を描くのは7月中と思っていたので、大体予定通りです。書いていると、まだまだ沢山書ける様な気になってしまいますが、体力的な事と、人様に気軽に読んでもらえる厚さをオーバーしそうなので、いつも50項前後です。
冴えないイラストより、無料のデザインや画像を拝借した方がいいのかと考えています。冴えないイラストと言っても、中身の大半が「冴えない」訳で。同人誌作成アドバイスサイト等読んでみると、有用なあれこれが、自分の「帝国」のウェストファリア条約に見えて来ます。神聖でもなく、ローマ的でもなく、帝国ですらない国でしたが。
(ウェストファリア条約。ドイツで起きた三十年戦争の講和条約。フランス革命まで続くヨーロッパの政治体制の元。カルバン派等新教が認められた。仏・スウェーデンの隆盛、スペインの没落の始まりでもある。新時代の到来であり、西ローマ帝国を継いだとされる、フランク王国のカール大帝から始まる「神聖ローマ帝国」の死亡診断書と言われる。)
■自分は昔、電車や路線なんていう無機物は愛せないと思っていました。自動車王国・群馬に住んでいて車というものが愛せず、高速道路なんて運転出来ないものには乗らないという自分なので、電車もしかりと思っていました。
そんなことは無く。思えばいわゆる秘境と呼ばれる路線・駅を訪ねても、寂しい思いや辛い思いをした事がありません。日本だからかもしれませんが、巨大駅である新宿・東京・池袋あたりでも特に嫌な思いをした事はありません。渋谷は改装後だったせいか迷いましたが、「経験」の二文字で乗り越えられます。
全ての路線・駅は、例え今電車が走っていなくても、存在自体が愛された証に他なりません。遠方から乗って来た人にも、隣駅から来た人にも分け隔てないのが駅であって電車です。人間と言う雑多な感情を持つものが作ったにしては限りなく清浄というか、自分は浦佐駅の田中角栄像を見ても同じ事を思いそうです。
エゴが無いのが電車といいつつ。建設計画や運営についてはそうはいきません。寂しいと言われている浦佐駅(※群馬県内の新幹線駅の方が寂しい事は内緒)に現美新幹線が止まるのだから、やはり何か事情や思惑があるんだろうなと思う事もあります。
■車は自分も普通に毎日出勤しますが、一回につき運転しても50キロくらしか運転出来ません。疲れるし、知らない道がダメです。冒険心も沸かず、家庭用道路地図も使いません。女性だから近所しか運転しないんだ、という理由である程度までは誤魔化せますが、男性だったら群馬県民として認められなかったろうと思います。
車というものは、運転手の個性が丸出しになるので、乗せてもらうのすら苦手なんだろうなと思います。男性用香水タップリの車、高速&長距離ドライブ対応の改造車も世の中には多々ありますが、多分個性なのでしょう。いっそ派手派手しい痛車に乗ってみたいです。痛車って外見の痛さこそ有名ですが、内装は案外普通なのでしょうか。 |
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