madeingermany

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...... 2016年06月28日 の日記 ......
■ 総帥   [ NO. 2016062801-1 ]

■夏コミの本文の項数を確認していたら、二重に数えていた事が分かったので、ルザ高の小説を書き足す事が出来そうです。滅茶苦茶甘いやつと毎回考えますが、高松が一番自然に喜ぶのは、やはりキンちゃんについてだろうなと思います。

配偶者は他人からだけど、子供はそうじゃないと誰か言ってた様な気がします。(※キンちゃんのパパはルーザー様、ママは多分匿名の日本人女性。ルーザー様に選ばれるくらいずば抜けて優秀な女性って、高松の親族だろうなと自分は思う。キンちゃんと高松は遠い親族だろうと夢見ている。)

ルーザー様が最も心を砕くのも、やはり高松&キンちゃんではなく、兄弟だろうと思います。高松が愛の証と言いたげに研究や家事を頑張っても、「僕の兄弟のために腕を見せてくれ」と言われ、えらい形相でハレのシャツのボタン付けをしている高松が容易に想像出来ます。

ハレ達にしてみれば、あのルーザーがそこまで高松を信頼している事に驚きと喜びと感謝を隠せないにしても、当の高松はキンちゃんが生まれればルーザー様そっちのけだろうと思わなくないです。でもどうしてここまでキンちゃんが可愛いのかと思えば、ルーザー様(と自分)そっくりだからである事に気が付き、遅い青春を取り戻すルザ高とか。




■今更なんですが。南国後のシンタローの行動の原動力みたいなのって、マジックのみそぎなのかなと思いました。みそぎって本人がやらなくても効果があるのか分かりませんが、弱っている?マジック本人がやらないらしいので、シンタローが率先してマジックと言うか青の一族の重ねてきた罪を負おうとしているのかなと思います。

一族の罪と言えば当事者としてサビ、ハレもいますし、キンちゃんとグンマも一族です。幼いコタに罪はないとしても、シンタローばかり頑張ろうとするのは何故か。

シンタローが南国で一人で海に飛び込んでいった時と同じなのかもしれません。

シンタローはマジックに、追って来て欲しかったのかなと思います。自分が日本にいるコタローを目指して家を飛び出せば、自分を愛するマジックは必ず追ってくるはずです。シンタローは追ってきたマジックと合流して、コタローとの三人の暮らしを立て直す気だったのかもしれません。





何故シンタローがパプワ島に留まって、家事に勤しんでいるのかと言えばパプワと仲良くなったからですが。やろうと思えばやってきた刺客達のヘリなり船なりを奪うなりジャックするなり、どこへでも行けたでしょう。そうしないのはシンタローが、「マジックが迎えに来てくれる事」「マジックと一緒に生活をやり直す事」を願っているからかなと思います。

周囲は先刻承知、コタですら「マジックはああだ」と知っているのに、何故シンタローはマジックが恐らく更生も反省も後悔もしないタチであるのが分からないのか。

マジックがシンタローだけは本当に愛していたからだろうと思います。シンタローはマジック本人があくまで秘石奪還のために、ミヤギやアラシヤマ、果ては津軽君まで寄越して時間稼ぎ、お茶を濁しているあたりで気が付かないのかと思いますが、やはりシンタローもマジックを愛しているのだと思います。だから待ってても来ないマジックを待てるのでしょう。

PAPUWAで何故「総帥」としてシンタローが頑張るかと言えば。「親父はやり過ぎただけ」とシンタローがマジックを信じているからで、ガンマ団と言う巨大独裁組織の存在自体がかなり危険で、有害になりかねないものなのだとは思わなそうです。

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