■日本の法律上高松が何をしたかと言えば、未成年略取・誘拐罪を犯したという事になります。だいたい7年以下の懲役だそうです。多分医療云々の一点張りで抜け出すか、事を荒立てるのを好まないマジックが有耶無耶にするかですが。
ちなみに時効もあるそうで、被害者を無事解放してからのカウントになるらしく、高松の場合、グンマが自分一人で行動できるとされる年齢、この場合18歳(英国で成人とされる年齢)から高松のグンマに対する略取・誘拐罪は時効を数えるのではと思えます(あくまで雑感の域で)。
高松が略取・誘拐罪を自白したのがグンマ24歳の時。いったん身をくらました高松がいけしゃあしゃあと皆の前に戻って来たのがグンマ28歳の時です。まさか誰も高松を告訴しないからといって、グンマが成人してから10年経って自分が身綺麗になったとでも高松は思った・・・ことはないと思います。
■先日スーパーに行き、あれこれ商品を見ていて一時間ほどかかりました。幸い店内は左程寒くなく、空いていました。店内で流れていた音楽が頭の中をリピートし、結構辛いです。ちょっと聞いているだけとしても、一カ月につき相当な時間をスーパーの中で過ごす訳で、単純なメロディなだけにリピート力がすさまじいです。
■高松を糾弾するのは休みにして、個人的に明るい高松とキンちゃんの話を書こうと思います。何度も書いているかもしれないない事ですみません。
・キンちゃんは、シンタローが羨ましかったのだろうと思う。皆に愛され、注目されるシンタローが妬ましかったのかもしれない。自由に動けない自分ももどかしいし、体さえ返してくれれば、自分もパパに愛されると思ったのだろうと思う。
単なるわけの訳の分からない、偉そうな乱暴者として登場してしまったキンちゃんにそんな厚遇は訪れず、さらにシンタローに突っかかるキンちゃん。普通の相手なら暴力に屈してキンちゃんにおべっかを使う可能性もあったけど、何せシンタローなので、「殺す」「死ね」なんて言っても実に効果が無い。追っ払われるキンちゃん。
そんなこんなで高松の保護に入るキンちゃんだけど、どんなにか高松が大きく見えた事だろうと思います。高松は青の一族でなくとも、団員として、一般人としては結構な実力者です。
シンタローにはマジックがいる、そして俺には高松と、死んでしまったが俺の幸せを願ってくれる父さんがいるとキンちゃんが思った時、彷徨が終わったのだろうと思います。
散々美化した高松像です。多分マジックがグンマにほとんど関心がないから成り立つ事でしょう。赤青の秘石と番人の事、嬰児交換他はマジックにとって愛息シンタローとの絆を深めるハプニングだっただけだったろうと思います。
高松とすると、マジックは実子であるグンマを略取されて怒りとダメージに身悶えるはずだったかもしれませんが、そんな事はなかった様にすら見えます。 |
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