madeingermany

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...... 2016年08月13日 の日記 ......
■ 大阪   [ NO. 2016081301-1 ]

■アスっちの何が悪いかと言えば。強固な性格と、態度の悪さと、仕事は出来そうだけど愛想のない不適格さだろうと思います。イサミさんも山南もカッシーの有能さには一定の評価を下していても、基本的に心戦組内でも言われ放題言われています。アスも言いたい放題なので、そこはいいでしょう。

アスみたいな人(人じゃないけど)って、ずばりドクター高松の様に劇中にゴロゴロいそうです。劇中において、有能だけど頑固で愛想なしのキャラは珍しくありません。

カッシーに心戦組という居場所があるので多くは言いませんが、彼も「慕う」「恋をする」という事があれば、周囲の目も違ったろうと思います。高松があの性格で辛うじてガンマ団に居座れたのは、ひとえにグンマの我慢のお蔭だったと思います。

竹淵も「恋をする」事に若い頃から不自由していて、アスの「横柄」さが他人事に思えません。彼は恋愛下手、恋愛音痴とかではなく、そういう感情が根っこからないのでしょう。あってもなくても生きていける感情について、ないから咎められるなら理不尽です。

基本的に異物であるジャンが、何故か周囲と馴染んでいる大きな理由がサビなら。アスも恋の真似事だけでもすれば、長い生涯が生きやすかったろうと思います。



■今回の夏コミ参加の上京で、あわよくばしながわ水族館に行けるかもと思っていました。夏季であるし、延長営業しているなら、群馬から行っても間に合うと思いました。そんなことは無く行けず、コミケ後も気が付いたら6時近くなっていました。西ホールの搬出はそんなでもないのですが、東ホールは運動競技さながらでした。

木曜の夜、行く場所もないので大森の海岸を目指してホテルを出ました。大田区観光マップ的なものに、昔の大森の面影があるとか書いてありました。大森と言えば、漱石の虞美人草で藤尾と小野がデートする約束だったけれど、小野が小夜子と結婚すると言い出して、おじゃんになった場所です。

行ってみると普通の護岸工事済のお台場の様な場所でした。昔の大森は分かりませんが、藤尾がここで小野とデートし、彼との結婚を夢見ていたと思うと泣けました。



■群馬と言う陸の孤島に住んでいるので、縁もゆかりもない、ホームとは言い難い場所を恋い慕ったりします。一時期新宿方面に通い詰めた事があり、お蔭で都内の交通網にビビらなくなりました。かえって群馬では長い山道を一人で延々走る事が多いので、混雑した地下鉄が珍しくてなりません。

大阪も、親類がいるとかではなく自分にはホームとは言い難い場所です。学生のうち何回か就活で行ったり、サークル活動しながら遊んだりしましたが、いまだに私が大阪に「執着」していると当時の人達が知ったら、どんなにか気味が悪いと思うでしょう。

人は刻々と変わるけど、私は変わらない様です。いや、同人誌即売会で参加するジャンルは結構変わったと思います。10年前はジャイアントロボ、その後ドラゴンボール、星矢、ミラクルトレイン他と転々としています。地に足のつかないサークルと言うか、ただの自分勝手です。

「執着」する相手が大阪と言う、「土地」でよかったです。生きた個人に執着するものではないし、大阪に仮に何年訪れなかったとしても、大阪が私に怒りはしないでしょう。通った大学は京都ですが、流石マンモス校と言われる学校で、私の記憶にある姿とは変わっています。

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