■月曜日に、冬コミの申込みをして来ようと思います。全てアナログなので、郵便局への投函で申込み終了です。決してコミケの賑わいに貢献している様なサークルではないけれど、どうか受かりたいものです。
スパークと言う、格好の秋季新刊の機会が今年はないので、無駄に長くなりそうな小説部分をセーブしなければと思います。長くても読みごたえがあるとかならいいと思いますが、元来高松がメインなので、はしゃぐポイントはそんなにありません。
キンちゃんと栗林公園を歩くとか、キンちゃんを日本支部に紹介しに行き、コタのシンタロー殺害という事件による、彼の登場の印象を高松が変えたいと願うとか。
たったそれだけの事なのに、書いていて楽しいです。キンちゃんは父の死、シンタローの死を経ないと登場すら出来ませんでした。誰かを恨まないでいるのは難しくても、恨みをぶつけたい相手はもう自分の事なんて空き缶以下に忘れているか、単なるうざい相手としか見てない事を、キンちゃんは学ぶでしょうか。
■南国&PAPUWAの正しい観賞について、考えていました。美術館や博物館の展示なら、最初から「見どころ」「考察」「後世への影響」とみっちり書いてありますが、今は自分で考えてみようと思います。多分間違っています。
・南国&PAPUWAは少女漫画である。少年誌掲載だけど、今、自分は少女漫画を読んでいるのだと思う方がいいと思う。かえって、なかよしに掲載されていたすずめちゃんの方が少年漫画っぽく思える不思議。
少女漫画と言えば
・愛される明るく可愛い元気なヒロイン (シンタローやリキッドはここに該当すると思う。ただし劇中の中心軸が、コタ、サビ等に揺れまくるので、シンタロー達のヒロインたる活躍がない場合がある。)
・実力伯仲のライバル少女 (アラシヤマはいいライバル少女だと思う。結果的にシンタローへ熱い感情を抱いているので、本気でつぶし合う心配もないし、アラシヤマならいいライバル美少女になれると思う。
サビがヒロインなら、高松少女の立ち位置はこの辺だったかもしれない。「ヒロインの家族関係や財産、美貌を妬ましく思いながらも友情を保ち、お互い仲良くやっていく大人の心を持つ女の子」それが高松少女。科学部兼園芸部所属。好きな人はルーザー先輩。
リキッドにライバルはいたんだろうか。立場的にソーちゃんのはずだが、そんな事もなさそう。四方八方、老若男女、アニマル達からも無限の愛を注がれ、パプワとくり子ちゃんという可愛い若夫婦と寝起きを共にしても、面倒がられない人・・・。)
・カッコイイヒーロー (シンタローにはマジックがいる。権力・体力・財力・愛情の深さ等、世界随一のヒーローかもしれない。ただしシンタロー以外には鬼の様な男らしい。
コタのヒーローはパプワだろうと思う。一緒にいた時間を懐かしむだけで元気になれるなんて、幸せだと思う。サビにはジャンがいる。これまたサビ以外には鬼畜だろうけど、サビは気にしないと思う。
ジャンに殺された人とか、マジックに殺された人とか、数多いても問題なのはヒロインの心象だけなので、いいんだろうと思う。まさしく君だけのヒーロー。
さてリキッドにヒーローはいるのかと言えば、いないと思う。ハレだと言いたいけど、リキッドは本調子だとハレから逃げ出し、ハレを非難し、ハレを黙らす。リキッドとハレは助け合うとか支え合うとかでなくて、単にハレの権力や財力をリキッドが踏み台にしただけだろうと思う。
ハレなくしてリキッドはない、なんて良心的な設定、原作者は望まないと思う。むしろリキッドがいないと、彼の温かな愛がないと天地が揺らぎ、世界が滅ぶくらいだろう。) |
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