大阪に行って来ます。コミケ新刊と既刊13種を持ってサークル参加して参ります。よろしくお願いします。竹淵
マジックには弟アレルギーと言うか、「次男」というものへ振り払えない恐怖があるのかもしれないと思いました。ハレとサビはマジックの弟ですが、立場的に親子に近いので、マジックは彼等を弟として認識してないのかもしれません。
ライオンパパの死後、マジックを窮地に追い込んだのは、パパの弟でした。ラッコン叔父は「兄が」「兄の」と繰り返しマジックの前で口にしたでしょうし、パパもある程度は異母兄弟だろう弟を信頼していたと思います。
その関係が真っ逆さまに崩壊していくのを見たマジックは、自分の「弟」「次男」も信用しなくなっていったのではと思います。ルーザー様の空気読まない部分は愛しにくいと思いますが、「次男は長男を憎み裏切る」という記憶は早々マジックから離れなかったと思います。
だから、仲良くしていたはずのシンタローとコタローに、マジックは恐怖したかもしれません。幼児のコタローが何をするはずなくても、「弟」「次男」と言うだけでコタは父に「長男(最愛のシンタロー)を害す存在」と憎まれたのだろうと思います。
マジックは自分のコタローへの仕打ちを説明できないし、周囲も「依怙贔屓」「好き嫌い」「元来冷たい男」とコタへの虐待をとらえていたのかもしれません。あのマジックが真に厭うものがあるなら、(自分の言う事を聞かない)家族だろうと思います。 |
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