madeingermany

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...... 2016年08月24日 の日記 ......
■ ただの   [ NO. 2016082401-1 ]

■先に自分が楽になる事を書きます。

高松は南国後、キンちゃんがマジックの甥、シンタローとグンマの従兄弟、ガンマ団の補佐官としてやっていけそうなのを見届けて、自分は消える気だったのかなと思います。

あんまり自分のことを大事にしない人なので、本気でいなくなろうと思えば、どうとも消えてしまいそうです。最近高松の様子がおかしいと、キンちゃんが気が付けばいいなと思います。

傲慢・強引で有名なドクター高松が、自分が関与していない一族のパーティーだの、若手の飲み会(いずれもキンちゃん参戦済)だのに気をよくしていたら、いかにキンちゃんでも変だと思うでしょう。高松を追求すれば、内心すねているのをキンちゃんには打ち明けると思います。でも一応高松も「自分は大人」というポーズを保ちたいでしょう。




「貴方がご家族に恵まれ、お仕事も順調に行くのなら、私はもう云々」と語り出す高松。キンちゃんはたどたどしくとも、「お前のお蔭で家族も同僚も俺には出来たが、恋人はお前だけ」と言ってくれないでしょうか。

ダイレクトな表現は出来なくとも。そういう事したいのはお前だから、ずっとお前と離れるのは嫌だとキンちゃんがごねるのを期待します。学会だの出張のたびに、どっかでデートしてくるらしいキンちゃんに突っ込まないグンマ博士。

デートと言うか帰省っぽいです。散髪してもらって、リラックスして、お買いものして。よく食べて少し太って帰ってきそうです。





■先週、久しぶりに梅田駅で電車を乗り換えました。余裕があれば阪急の見事なホームを眺めに行ったり、付近の展覧会へ足を運ぶのですが、同人誌即売会のための物でトランクが重く、乗換駅に急ぎました。

歩いても歩いても西梅田駅に着かないと思っていたら、掲示を見誤っていて、東梅田駅前に来ていました。同じ道を歩き直し、何とか西梅田に着きました。梅田は広いなあとかアホな事を思っている間、自分は構内を一周歩いていました。

何回もインテ目的で大阪に行っていますが、大体ホテルまでに迷ったり、行きたい店にその辺何周かしてやっと着いたりします。来たことのある場所でも数カ月たてば記憶が薄れるのと、迷うはずがないという根拠のない自信で毎回何かで右往左往します。




■借りていた康成の小説を、読み終えたので図書館に返して来ました。何冊か借りて最後の読んだのは、掌の小説でした。数項の短編小説が100作以上収録されていました。

ショートショートなら読み口が軽めかと言えば、そんな事は全くなかったです。覚悟はしていましたが、康成の死生観で一杯でした。読み口は、例えるなら青年誌のブラックな四コマに近いかもしれません。ただし、救いや主人公補正がほとんどありません。

康成の宝石のような書きぶりだから最後まで読めますが、数人の男性が「遺骨」をもらう話にはゾッとしました。最早こんな事があり得るのかどうか考えさせる余裕すら与えず、こんな事を数十年頭の中に浮かべていただろう康成が心配になりました。




ノーベル賞をもらった作家を心配するなんて不遜ですが。何回か例の逗子マリーナが近いと言う逗子駅を電車で通過した時、彼が何を考えていたのか考えました。

文豪の考える事なんて凡人の自分には分かりませんが、恐らく、もう一人で関東と越後の国境を電車で越えて、「恋人」に会いに行く気力が康成に残っていなかったのではと思います。

横須賀線に乗ると逗子駅に着きます。横須賀方面に行くなら京急の方が速いですが、走行音はJRよりすさまじいです。先週品川から大森海岸まで乗りましたが、JRと車両、駅の内装まで別物でした。自分はやはり、田舎も走ってくれるJRの方が合います。

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