madeingermany

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...... 2016年08月28日 の日記 ......
■ 対象   [ NO. 2016082801-1 ]

■高松がもし料理をするなら。グンマに差し上げる料理なら、グンマに見えないキッチンで完成させ、味付けは(自分なら好んで食べない)甘めのものにするでしょう。

キンちゃんには。時には生けすから魚を出して、しめて、さばく所から見せて、食卓に載せそうです。味付けは塩でも醤油でも、キンちゃんに味見させてから決めさせて。

どちらがいい方法なのか分かりませんが。高松はグンマに対して「失敗は許されない」と思っていて、キンちゃんには「試行錯誤はこの子のため」と思っていそうです。ひとえにグンマはマジックの子、キンちゃんはルーザー様の子と高松が分かっているからの区別でしょう。



■おそ松さんはDVDが出た時見ているので、今やっと手紙〜最終回のくだりを見ました。手紙がグッとシリアスだったので、最終回は更にシリアスかと思いましたが、むしろ最強のギャグ回でした。

もしおそ松さんがここまでヒットしないで、普通の規模で視聴者に受け入れられていたら、ほろ苦い手紙のテンションのままの最終話だったのでしょうか。最終話は、6人のニートの話を続行するための布石だとか。

おそ松さんで最もよくしゃべるのは恐らくチョロ松ですが。ナレーション的ポジション、シリアス担当、下ネタ系、ギャグとチョロ松は守備範囲が広いので、手紙と最終話の彼にギャップに違和感がありません。世間と戦って頑張るのもチョロ松、吐くほどビール飲みながら野球にヤジを飛ばすのもチョロ松です。

にゃーちゃんのグッズを封印して、社会人としての一歩を踏み出すのもチョロ松。野球の応援に来てくれたトト子とにゃーちゃんのミニスカの中が見たくて、堂々と覗くのもチョロ松です。見事な多面性と言うか、最終話が手紙のテンションから続くシリアスでなくてもいいと思えました。



■PAPUWAのリキッドと言えば、反戦主義者。豊かな自然の中、心穏やかに動物や子供と過ごす、理想的な青年として描かれています。

動物や自然は兎も角。子供(※パプワ)はいつか大人になって結婚して、リキッドから離れる時が来るでしょうし、彼が仕えているのが「赤い秘石の力」に対してなら、普通の人間になったらしいパプワと、その妻子とは一旦離れるべきなのだろうかと思ったり思わなかったり。

PAPUWA後、秘石自体がどこかへ行ってしまったなら。不老不死のジャン、アス、ソーちゃん、リキッドにも「死」という安らぎが来る事を自分は願います。




あと。リキッドの父君は政治家です。マジックとツーカーの間柄というあたりで、父君の権限や立場が想像出来ます。つまり、相当な軍事力を保有しているはずです。自分の国で起きる戦闘、戦争のたぐいをマジックに委託している面はあっても、父君、プレジデント本人が握る権限も大きいでしょう。

つまり。リキッドは青=悪=暴力=マジック達(ハレ含む)を憎むと言う分かりやすいポジションにいますが、彼の生家もマジック達と同じく軍事に関わっているのではという事です。リキッドの父が心優しい文官であったという事は無いでしょう。リキッドが厭う戦い・破壊は、幼少の彼の側にもありました。

原作者の好みなのか、リキッドは巨大な力を憎みながら、それに依拠して生きています。そんな矛盾自体は不自然でも何でもないですが、彼が戦い・破壊を憎むなら、彼がまず先に憎まねばならないのは父君でしょう。ハレなんて、暴力と横暴の鑑の様な男ですが、兄に頭が上がらないのですから。

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