madeingermany

[PREV] [NEXT]
...... 2016年09月11日 の日記 ......
■ 代替   [ NO. 2016091101-1 ]

■やっと紀行文集を読み終えました。文語体なのでちょっとでも内容がイメージできないと前後が分からなくなるのですが、要は旅先の話なのだと頑張って読み進めました。長野から名古屋方面まで徒歩で向かう場面があって、中央本線はそういえば新宿辺りは早目に出来ていても、塩尻以西はもっと後だったらしいと思い出しました。

こういう国内の名所等の「競合相手」は東京や大阪の娯楽ではなくて、近くはハワイ、グアム、又は欧州等の世界級の観光地なのだと思うと、現在の温泉ホテル等の苦戦が想像出来ます。この時代、戸隠で蕎麦を食べようと皆で行くのはあっても、いつか普通の日本人がハワイへパンケーキを食べに行くなんて、誰も想像出来なかったでしょう。



■冬コミに受かったら、参加後に那須高原・黒磯まで行こうと思います。東北本線に敬意を示しに行くのですが、結構東北新幹線利用になりそうです。敬意を示すついでに板室か塩原で一浴したいです。

都内から那須塩原までは新幹線で一気に行けますが、鉄道駅からどの温泉もバス等で約一時間かかります。そうなるとイベント後に那須塩原で一泊し、明朝板室や塩原を目指す事になります。


■同人を始めて10年以上になります。二次元への愛情を自覚したのは20年前くらいです。スパークと言う、いつも普通に出ていたイベントに出られない今、同人、二次元というものには代替がないのだと思い知ります。

若い頃自分は「友達がいないから本ばかり読んでいる」と先生や親に指摘され、一時期大好きな本を読まないで、何とかクラスメイトに親しもうと努力さえしました。でもなんか違いました。

交友の有効性は別日に語るとして、本、アニメ、漫画等は全く独立した存在だと思います。狂暴な描写のあるアニメやゲームが少年犯罪の温床であるなんて言われても、過激なものを目にしただけで万人が犯罪に手を染めることは無いでしょう。

自分の愛する漫画やアニメに触れ、キャラをいとしがり、あれこれ妄想して原稿にし、イベントで新刊として出すと言う一連の行為に代替はありません。同人が出来なけりゃ外の何か、なんて辛いです。出来るのは外の趣味や、普通に仕事して帰宅して寝る生活にゆとりを持たせるとか、次のイベント・新刊発行まで、体力精力を温存させるくらいです。



■ご近所物語やNANA、パラダイスキスを読んでいて思ったのですが。夢や仕事に奔走する時期はあっても、いずれ女性も男性も、家族中心で色々考える様になるのではと。

天ないの牧ちゃんがそうで、美術の先生として立派に仕事していても、やはり人生の決め手は将志にあったと思います。ナナが見れば怒り出しそうな人生ですが、結婚する牧ちゃんは幸せそうでした。

結婚と言う人生最大の事件なんてまだまだ先だろう、高校生の実果子とツトムには、やはり夢を追いかけて欲しいです。実果子は夢のないツトムを物足りなく思うのでしょうが、ツトムは実果子の事を真剣に考えるタフさも、彼女の夢を理解する誠意もあるので、実果子が怒るほどツトムはだらしくはないでしょう。

高校生にして将来の夢につながる事にガッチリ取り組んでいる実果子達が稀有なんじゃと思います。自分も高校の頃は、歴史学者になるとか息巻いていました。今は普通の四大卒業後、事務員をしています。

...... トラックバックURL ......
  クリップボードにコピー

...... 返信を書く ......
[コメントを書く]
タイトル:
お名前:
メール:
URL:
文字色:
コメント :
削除用PW:
投稿キー: