madeingermany

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...... 2016年10月16日 の日記 ......
■ ぐんま   [ NO. 2016101601-1 ]

■デスノートを読んでいます。ヒカ碁は碁のルールが分からなくとも雰囲気で楽しめますが、デスノはノートのルール、持っている人の意思、死神の動向等分かっていないと話についていけません。

松田ではないですが、月とニアの会話によく置いて行かれます。漫画だから読み返せますが、劇中の松田は雰囲気やムード、常識で理解しようとするのだろうなと思います。だから松田は月を信じられたのだろうなと思います。



・・・魅上は言いたい事も、やりたい事も分かるんですが。月を神と崇めているのには、気の毒さを感じます。月は美形の優等生、裕福な家柄、スポーツも出来て友達も彼女もいます。魅上の気持ちが月には分からないでしょう。

否、月レベルの自尊心、タフさがないと、月にはついけいけないと思います。似た様な志向性でも、育ちも立場も違うもの同士、結局別々になるだろうと、魅上も月も思わないのでしょうか。

同じ月よりと言えるミサ、高田も、それぞれ性格、個性が異なります。月の思う新世界がどんなのか分かりませんが、人間が全て平等で平和なら、高田をミス何とかだ女子アナだと言って崇める人達もいないそうです。そういう気持ちは自分のコンプレックスや危機感が元だから。



■グンマについて考えていました。彼は長年、高松を頼って暮らしていました。グンマの地位、美貌、若さ、財産等を思えば、もっと早く高松と離れる事は可能だったと思います。

高松の方で、グンマがルーザー様の身内である事からの異様な執念があったから、離れにくかったとも考えられますが、源氏と若紫ではないのだから、グンマが高松を拒めばそれっきりだろうと思います。

高松は自分が相手にされなくなってまで、対象にすがりつく男ではないと思います。むしろ慎重というか、自分の相手に対するポジションを読み間違えることは無いと思います。あんなにシンタロー達に嫌がられていても、嫌がられている事が見えない男ではなかったでしょう。




グンマはある程度まで、高松の存在を受けれいていたと考えられます。本来グンマがあてにするべきは一族の血だけれど、心のどこかでは高松をパートナーとして見なしていたとも言えそうです。そういう「許可」の匂いがなければ、高松はもう少し控えるでしょう。

長年パートナーとして、嫌な面、許し難い面はあったとしても、そこそこ付き合えていた男に、グンマは逃げられた事になります。高松は年長者としての判断云々あったでしょうが、高松が思うより、グンマはずっと大人だったと思います。

グンマの不幸は、パートナーに逃げられた事と、父親に若い恋人がいて、息子の自分よりそちらの方が余程愛されている二点かもしれません。「周囲の同世代がすごく幸せそうなのに、自分は孤独でやりきれない」というと、よくある話です。




グンマなのでそれくらい乗り越えるかもしれませんが、グンマの精神年齢は表向き低めでも、少なくともシンタローとキンちゃんより高いのではと思えます。嫌な事に対処出来たり、周囲の空気を読んで動けるのは立派な大人です。

シンタローはいつも割と主義主張のハッキリしている方だし(ただし何故そういう主義主張になったのかは推測を許さない、多分理由=ファザコンだから)、キンちゃんも科学者、技術者にしてはよくしゃべります。

シンタローもキンちゃんも、自分達が濃厚なファザコン、マザコンである事は認めないでしょう。グンマから見れば、2人とも随分な似た者同士だと思うかもしれません。

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