■チャン5への違和感は、チャン5が南国ないしPAPUWAの続編と言われているけれども、引き継いでいるのが本編で語られなかった毒々しい面だからだろうと思います。
つまり南国でグンマが宣言したような、「自分達は秘石のオモチャではない」、PAPUWAでのコタとパプワの友情の様な面が一切無視された果てに、チャン5があると思っていいのだろうと思います。
確かにグンマ、コタ、パプワという若い世代の活躍を除けば、南国もPAPUWAもとんでもなく暗澹とした世界だろうと思います。原作者が大好きな?ダークファンタジー?の集大成がチャン5だったのかもしれませんが、高松ですら絶望から脱した世界が南国でありPAPUWAなら、崩す必要はないと思います。
(ジャンはグンマだコタだパプワだという新世代なんか無視して、巨大な力で好きな事だけするだろうから、結句世界のチャン5への倒壊が止められないんだろうなと思う。ジャンは他人と物理的に一緒にいる事は出来ても、シンパシーというものが一切ない。)
■デスノ二部は、一部の様な怒涛の展開、天才同士の頂上決戦的な緊張感こそありませんが、落ち着いた魅力があると思います。キラ事件を解決に導いた直接のキャラであるメロ、マットがある意味普通の子だからかなと思います。
メロはいつもすましているニアが憎かっただろうし、Lへの憧れさえニアに譲る羽目になります。ですがLの後継者がニア一人に限定されていなかったのは、メロやマットとニアが協力する事が大事だとワタリが考えたからかなと思います。天才児同士、かえってぶつかり合って損なののではと思わない所が、ワタリの冷静さだったのでしょうか。
メロはいわゆる天才の方だったとしても、人くさかったと思います。彼の、先に亡くなったマットにすまなさを感じる所が好きです。人が死んですまないと思うなんて、劇中では例の少ない方のキャラだったのではと思います。
■デスノでメロの命を奪ったのは、直接的には高田ですが。外国人であるメロの氏名を、電話で聞いただけで紙片に書ける高田は才女というか。
拉致・誘拐・拘束・裸にされる、等なんてあったら助かりたい一心でもっと取り乱しそうですが。その辺は月が一時はパートナーの様に扱った女性なので、平然とやってのける面があったとしても。
普通、女性が自分のブラジャーの中に筆記用具と紙片を入れようと思いつくんでしょうか。高田は女性だから、誘拐犯も下着までは留意しないと月は思ったでしょうが、Lに拘束された時のミサは多分あのワンピースの下は、ショーツもない裸だったと思います。
L、月は捜査の相手が女性だろうと、気にとめません。「可愛い女の子」「美しい女性」に一定の価値がある事を認めているというだけで、女性にとらわれる事は一切なかったです。
月は相手が女性だろうが、むしろ女性であれはかえって、運命だの結婚だの、優しい言葉や積極的な態度で誘惑し、思い通りにするだろうから。「まさかの時のためにブラジャーにノートの紙片と筆記用具を用意しておくように」と月が高田に命じた場合、いくら高田でも変に思わないのでしょうか。
自分は神で高田は女神だとか抜かした月に、高田は心底惚れ込んでいたのでしょうか。在学時にミス東応、清楚高田とチヤホヤされ、社会人としては女子アナとして高名だった高田。月が高田に魅了されることは無いから、高田の虚栄心を月がくすぐって利用したとしか思えません。
ミサに対しても、ミサの「両親の仇を討ってくれた」思いを全面的に利用した月は恥知らずと言うか、この人はパートナーとか理解者とか不要なんだろうなと思いました。原作者は、月は家族や友達を大事にすると言っていたと思うのですが、それはほんの序盤だけの事か、表面だけの事だった気がします。
■少し前から、左あごを動かすと痛いです。電話したり、軽く口を開けるくらいなら小さな痛みですが、今晩の夕食の時には流石におかしいと思いました。明日右の上の親不知を見てもらいに歯科に行くので、一緒に見てもらおうと思います。 |
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