madeingermany

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...... 2016年10月21日 の日記 ......
■ 14時間   [ NO. 2016102101-1 ]

■ルザ高の面白い所は、お互い恋愛慣れというか人なれしてないから、何もかも白紙から始まる所かなと思います。ルーザー様の今までの20年間は、全て亡父の誇りや兄弟への愛を守る事に捧げられていて、非常に信念的な生き方をしていたでしょう。

高松も。元来器用な人なので、どういういきさつでガンマ団に来たにせよ、自分のペースを乱す事はなかったと思います。香川で付き合っていた女性がいたとしても、左程高松に大きな影響を与えられなかったろうと思います。

高松の存在に不可解な、それでいて嫌じゃない感じを覚えるルーザー様が、滅茶苦茶不器用に高松を観察したり、実験したりする様を想像すると楽しいです。不可解なものは観察するに如くはないと思います。



高松も、若者らしい頑固さと、生来のプライドの高さを、あえなくルーザー様の前で折るんだろうなと思います。そういうゴチャゴチャした話を書きたいのですが、何故かいつもキンちゃんが登場して終わりになります。

キンちゃんにとって。救いようのないブラコンの父親と、父にも自分にも優しい高松の存在が、生まれた時からの普通です。普通でないルーザー様と高松の過ごした時間を、キンちゃんが遡及的に想像するのは難しいです。

何より。高松がブラコンのルーザー様を恋愛中であっても独占する事は不可能だし、高松にはいずれキンちゃんが必要になると思います。高松とルーザー様はお互いがいなくなっても生きていけそうだけど、キンちゃんには2人が必要で、2人にはキンちゃんが必要なんだろうなと思います。




■早目に就寝して、土日は原稿に集中しようと思ったら、寝過ぎていました。金曜10時頃就寝、目覚ましはかけなかったけれど早寝すれば目も覚めるだろうと思いきや、起きたのは正午でした。

タイムカードがあるわけでないので、休日の時間の使い方は何でもありだと思いますが、14時間熟睡していたとは自分で驚きました。休日に原稿をしようと思って、平日に色んな雑用をしてしまおうと張り切り過ぎたのでしょうか。

受験生だった昔、中学生だった自分が机に向かった最長時間は約10時間でした。当時は担任の先生と「生活ノート」というものを交換していて、家での学習時間を毎日報告するシステムがありました。



流石に先生に心配されましたが、高校大学と更に長く机に向かった頃もあった気がします。きつかったのは、一日普通に大学の講義を受けた後、構内に来てくれる予備校の先生の授業も受けた頃でしょうか。

昼に5コマ、夜に2コマくらいで。90分×7コマ、630分。10時間以上です。荷風や井上靖の小説だとそもそも朝の授業が8時開講だったとかなので、自分はその方がきつそうです。

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