■鉄でよくわからなかったのが、走行音というジャンルでした。自分は機械音痴で難しい事が分からず、車窓や駅の雰囲気は感じられても車両についてはよく分かりません。
ですが最近、聴覚と言うのは意外と大きいんだなと思いました。入線してくる音は車両によって違いますし、遠景で電車が走る音を聞いていても、明らかにそれぞれで違う音を出して走っています。
新幹線でも、のぞみの走行音は実に綺麗です。駅のつくりや天気もあるのだと思いますが、軽やかです。自分がよく利用するのは上越新幹線ですが、こちらもいい音でして、越後・上州の山あいの景色によく似合います。
三連休で大糸線に乗った時。新潟側の走行音の独特さに驚いて以来、走行音も面白いのだと知りました。鉄の生きている音だなと思います。
■今更なのですが、南国&PAPUWAのギャグ部分を、原作者はどう思っていたのでしょうか。南国アニメは、子供から大人まで楽しめる楽しいギャグとして名を馳せましたし、あの30分の笑いと親しみの中で、原作者の名前を覚えた人も多いだろうと思います。
原作者の自意識が「ダークファンタジー」にあるのだと思うと、カミヨミの帝月の意味合いがよく分かります。いつものギャグキャラではなかったと思います。自分が好きだったのは、丸木戸と蘭大佐、菊理姫&天馬でしたが、あっちはギャグというかコメディ面もあったと思います。
南国で多用していた「日常ギャグ」と、いわゆるダークファンタジーは食い合わせ云々もありますが、ハードルとするとダークファンタジーの方が創作するのに難しいのではと、ちょっと思います。天使とか悪魔とか、既存のファンタジーテイストを使うにしても、既に大勢の作家が歩んできたものだから大変そうです。
アラシヤマなら、いつものシンタローへの求愛ギャグと、自身の特異体質等のシリアスモードの切り替えも可能で、マルチなキャラだなと思います。アラシヤマなら、日常ギャグとダークファンタジー?の兼用も出来るでしょう。アラシヤマはキャラクターが成熟しています。
でもメインキャラのパプワ、コタに必要なのは、大袈裟なギャグでも、ダークファンタジー?でもなくて。普通の救済と日常の話だったろうと思います。PAPUWAの扉絵で、眠っているコタに蒲団をかけるマジックの絵があるのですが、ああいう家庭的な普通の場面がもっと見たかったです。
■もうすぐぐんまの日です。県政が始まった日とされます。群馬・埼玉あたりの県境は何回か変わっているので、確か当時群馬でなかった地域もありますが、余り気にされていない様です。
どの都道府県でも、県民の日、府民の日等あると思っていました。ない県もあるのだと知った時、驚きました。確かに「京都」の始まった日と言うと、恐ろしく昔過ぎて分かりません。京都において、「府」である意味は薄そうです。
都道府県というと、鉄道で話題なのは北海道ですが。一個しかない「道」でも、昔は東海道、南海道等のくくりがあったのだと思うと、北海道ももっと細かく更に何々県が出来た可能性もあるのかなと思います。
北海道新幹線が出来たから、外の路線の廃止、本数が減るなど起きそうです。でも東海道新幹線の場合、むしろ、東海道新幹線の売り上げで、外のギリギリな路線を養っているそうです。確かに沿海側はいいとしても、山岳地帯の収支はどうなっているんだろうと気になっていたんですが、東海道新幹線が支えているのだとか。 |
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