madeingermany

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...... 2016年11月01日 の日記 ......
■ 楽しい事   [ NO. 2016110101-1 ]

■相変わらず、日本における男女格差は世界でドンケツに近い方だそうです。そうだろうと自分も思いますが、テレビのバラエティ番組でもちょっとだけ話題になっていたので、耳を傾けてみました。

ランキング自体が操作的、日本では女性の方が圧倒的に優遇されているではないかと面白おかしく言う、男性芸能人がチラチラいた感じです。そうではない、女性は女性であるというだけで、男性と遜色ない能力を持っていても、この国においては彼等と同じスタートラインにさえ立てないのだという主張をする女性芸能人(なのかな)が、男性芸能人に嘲笑されていました。

あのランキングの意味は、別に映画館にレディースデーがあるとか、地下鉄に女性専用車両があるかではなくて。「女性が政経に参加して、自らの意見を公的に発言し、認められる社会であるか」が基準だったと思います。




女性の政経への参加についてのランキングなので、「女は勉強しなくていい」「男の作ってあげた優遇?を受けて喜んでいればいい」「女は男を立ててあげるもの」等を普通に感じている人には、最早ランキングの意味さえ通じないだろうと思います。

日本は戦後から随分経ちますが、社会の根本的な仕組みは江戸明治から大差ないそうです。「家」「孝行」「嫁」「後継ぎ」等の幻想がある限り、日本はドンケツでしょう。

蘆花の不如帰ではないですが。日本人は、上の世代の「家」幻想に付き合わされて疲弊すると、今度は下の世代へいびる様に「家」幻想を突きつけて、ストレス発散をするものらしいです。弱い者いじめは終わりがないです。




■鉄道と言うと事故が付き物で。こんな田舎で起こりえないだろうという事件や、最早歴史的惨事と言える事故を複数回乗り越えて、今の群馬の鉄道はあります。養蚕が盛んだった頃の町つくり、駅、道が今でも県内には濃厚に残っていて、地味に不便なのも一種の事故みたいなものかもしれません。

これは全てに言えるのかもしれません。病気や怪我で自分の体が恨めしくなっても交換する訳に行かないし、性別も生まれも、不満を述べればキリがありませんが、上越新幹線開業時の事故が凄惨だったから、上越新幹線に乗らないとう事はあり得ません。

また、特に自分に関わりの薄い事で文句を言い続けるのはナンセンスだし、自分に関わりのある事で文句があったとしても、文句を言い終わったら事態に従順になるよりありません。

鉄道くらい好きなものに対してなら、いくらでも肯定的になれるのにと思いました。



■何か楽しい事を書こうかと思います。県内でもグンマ県民の日、鉄道の日にちなんだイベントが各地でありました。自分は特にどこにも行っていませんが、これから冬季を迎える群馬において、最後の行楽の機会かなと思います。

これ以降はほとんど冬と言ってよく、自分はマイカーのタイヤを冬仕様に変えました。全てが冬仕様になり、時には鉄道が一冬運休した様な年もありました。新潟と群馬の間の運休だったので、高速道路や新幹線を利用すれば不便はなかった様です。




ところで群馬の県境と言うと、信越線もそうです。かつてはアプト式で碓氷峠を越えたあれです。短くともあれは本線と呼ぶにふさわしい交通量と労力が割かれた場所だったそうです。

何か月か前に泊まった温泉旅館。暇だったので客室にあったパンフを眺めていたら、余りに古いせいで、信越線が軽井沢までつながっている路線図が掲載されていました。

自分もその温泉旅館にはマイカーで行ったくらいで、まさか今も碓氷峠は信越線で越えるものだと思う人はいますまい。泊まった温泉旅館はレトロでいいなと思ったのですが、路線図のレトロさにはむしろ興奮しました。

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