■漱石イヤーらしく、漱石の見直しが巷では盛んな様です。群馬県内では特に何もありませんが、都心に住んでいればあれこれ見られたのだろうなと少し思いました。以前、好きな作品を追って何回か上京したら素寒貧になったので、無理はしたくありません。
漱石の恋敵だった男性は、群馬出身だったそうです。漱石が愛したらしい女性と結婚し、自身も文筆活動をしていたそうです。漱石と言えば三角関係ですが、各作品の読解に、リアルな人間関係は想像しなくてもいいような気がします。
読解、感想と言っても、やはり読む方は自己流になってしまいますが、たとえば明暗の、えぐるような津田の清子に対しての「どうしてお前は俺と結婚しなかったんだ」という執念は、作品単独で味わいたいです。
漱石の、自分を振った女性への消えない怒り、こだわり、恨みみたいなのはあったにしても。津田の様に妻帯した後で余所の奥さんを追い回したり、三四郎の様に奥手一方では、惚れられた女性は逃げていくだろうと思います。
なんで津田や三四郎、代助が幸福でないかは、読めば明らかです。それからの梅子が言う様に、「好きな女性と結婚し、彼女を幸せにする」事が出来ないからです。勇気がない、甘えている、振られるのが怖い等理由は沢山あるでしょう。でも女性は、そんなしみったれた事で逡巡する男性を、最も好まないのではと思います。
■コミケまであと20日くらいです。来週は在庫の発送、コミケ前日は都内で宿泊と何かとする事があるので、一年中何かの準備をしている様です。とても楽しいです。
ピクシブに上げようと、この数年の原稿を見返していました。全体だと14冊×50枚くらいなので、600枚ですが、小説分は短いのを既に上げました。
小説は14冊×30枚くらい、漫画が14冊×20枚くらいです。表紙や後書き、コメント等があるので全てが漫画と小説ではありませんが、一生懸命書いた・描いたのだなあと思いました。
全てキン高、ルザ高、ルーザー様存命パラレルです。シンタロー、マジック、グンマ、コタも少しずつ出ています。本来脇役であるルーザー様達を妄想して、数年になります。
次の本ではグンマを少し書ければと思います。グンマと言えば両目秘石眼ですが、「目」と言えば、星矢のシャカを思い出します。私の顔が引導代わり。頭をすりつけろ。
閉じた目を開けただけで、星矢達は吹っ飛びます。強いキャラと言えばサガ、カノンと身近にいても、こういう不遜さはシャカにしかなかったでしょう。
シャカが泣く時と言えば、世を儚む時と言う、完全無欠と言うか、サガみたいに自分の事で急に泣き出したり、反逆するならするで、シュラ・デス・アフロを手下にする臆病さ?は皆目ありません。もっとも神に近い男。
シャカとグンマの共通点は金髪碧眼な事くらいですが、どうもグンマは、読者が知りえない何かを隠し持っている気がしてなりません。 |
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