 ■グンマはジャンと屈託なく接し、キンちゃんも同じだろうなと思います。キンちゃんは人を疑う事が下手というか、ジャンが、
・シンタローと似た容姿 ・明るく、屈託のない、かつタフなふるまい ・叔父のサビに一途な事 ・高松の古い友達 ・(なんでか知らないが)科学者
なくらいで、ジャンに敬意を払うんだろうなと思います。確かにジャンの、サビから殴る蹴るでもめげず、青の一族からの言葉の暴力にも負けない点は素晴らしいでしょう(※全てギャグ。自分はいちいち反抗し、いちいち悩むだろうアラシヤマの方が人間味を感じるが)
高松とすると、気持ちは複雑だろうなと思います。キンちゃんが誰かを憎悪する子になってしまえば辛いし、でもよりによってジャンに敬意を払うのか、と思わなくないでしょう。
高松のジャンへの罵倒を、周囲は皆、高松の偏屈、又はジャンとの長い交友関係のための軽口と思っているでしょう。ジャンも同じくらい高松に反撃してますし、オトモダチと言えそうです。
ですが高松のスキルを思うと、やはりどのジャンへの顔も、彼の本心ではない様に思います。誰にも知られない、又は誤解されても高松はジャンへの警戒心を解かないとしても、けれどグンマとキンちゃんが、ジャンを「怖いもの」だと認識しなければそれまでです。
不孝な事件として、庭先で家族の車にひき殺されてしまった命の様に、南国後のキンちゃんとグンマは、ジャンに血祭りにあげられた気がするのです。そうでないなら、チャン5であそこまで高松が熾烈になることは無いでしょう。自分にとってPAPUWAとは、ジャンにまつわる高松の悲しみが保留された事で、大変意味のある作品です。
■10年くらい通っているコミケなのに、やはり緊張します。何がどう緊張という訳でなく、配置もありがたい事にお誕生席なので、比較的余裕のある場所を頂いていて、不安材料は例年より少ないです。
これはもう先日からうるさい、「しがみつく」アレなのかなと思います。別にしがみつく事自体は、悪い事でも何でもないと思います。特定の他者に、プライベートで「しがみ」ついたら大変失礼ですが、「武本監督のハイスピよかったから、氷菓も見ている、氷菓もいいなあ」くらいの「しがみ」つきなら、いいのかなと思います。
スラムダンクではないですが、執着心があった方がいい場面も、人生なくはないと思います。スポーツものだと、「この一瞬が全て」「この試合で俺の全てを出し切る」とかよくあるフレーズの様に思います。
例えば大事なシュートを失敗した時、「まあ、俺モテるから別にいいや」とは思わないでしょう。思って欲しくないし、恋愛も同じで、心身全てが一途になってしまう様な恋なんて、憧れてしまいます。
自分の場合、多分マルチタスクが下手で、「しがみつく」事が多いだろうと思います。ただし、しがみついても後悔しない相手、しがみついて迷惑のかからない対象を選んでいるかもしれません。
JR九州に恋して、しばらくになります。JR東、東海は同人誌即売会等で利用しますが、九州だけは「彼」のためだけに出帆しないと会えません。 |
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