madeingermany

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...... 2017年02月13日 の日記 ......
■ 女の子   [ NO. 2017021301-1 ]

■くだらない事なのですが、PAPUWA冒頭にコタローのパンツが出て来ます。割れたタマゴを浴びたコタを着替えさせての場面ですが、コタロー、昏睡してからの猛ダッシュで島まで来ています。

長い事、自力で排泄出来なかったはずのコタローが、普通にパンツをはいていた事に驚くのですが、いつ、コタローが目覚めてもいい様に、マジックが常にコタローのための服をそろえていたのだと思うと泣けます。



■高松本を出して、15冊になります。多分どの本にも風呂に入る場面があると思います。他意はなく、くつろいでいる場面が書きたかった・描きたかったからです。

漱石の小説も、恐らく全ての小説に風呂の場面が出て来ると思います。有名なのは坊ちゃんですが、救いのない話である明暗も、舞台の一つに湯河原が選ばれています。

漱石の場合、風呂とは、字の如く裸になる場所なのだろうなと思います。草枕にそんな事が書いてあります。



■南国&PAPUWAとも、女性キャラが片手で足りるくらいなので、かえって、女性たるや何ぞという事が浮き彫りになります。

原作者は、女性キャラを出したくないばかりに、女性キャラをしぼったのだと思いますが、かえって逆効果だった気がします。男も女も、偏って人数が増えれば増える程、性差の意味が薄くなります。

ガンマ団は男性のみで構成されていますが、サビ、コタを見ていれば、原作者の思う「女」が透けて見える気がして、男ばかりいる意味が薄まっている様に思います。その場に同性しかいないのに、ジェンダー・(性別による)役割分担が発生する謎。

群馬にはいまだに男子校、女子高が公立でありますが、そのせいか、カップル成立率が低いのだとか。



ウマ子ちゃんについて。

純粋な腕力について、彼女は劇中トップだと思います。腕力と言えばパプワですが、パプワの場合、赤の秘石の力によるものなのかなと思います。

故に、シンタローはどうかすると、彼女との接戦はよろしくないと思うようです。シンタローが女性に対しどう接するのか本編で見たかった気がしますが、叶わなかったです。南国の様子を思うに、「セクシーな美女」なら関心がある様です。そんな女性、出て来ませんが。




心戦組の人達は、原則、彼女を隊士として扱い、女性として扱っているのは余り見受けられません。しかし彼女がアラシヤマに恋し、アラシヤマも彼女に丁寧に接しているのを見て、「あいつも女だった」とハジメちゃんが言うあたり、いい感じだなと思います。

彼女をゴツめの容姿とパワーで判断するか、優しく筋の通った内面で把握するかで、皆、全く違う接し方をしています。前者はリキッドとシンタロー。

後者は心戦組の人達とアラシヤマ、コージでしょうか。ミヤギ達は彼女をコージの妹と見ていて、最終巻の結婚騒ぎの時、変な顔をしていました。明らかに何かがおかしい結婚騒ぎにおいてのミヤギの顔を見ていると、安堵さえします。

ミヤギって、南国から延々続く物語に対し、牽制する力も、主要人物を揺るがす様な力もないけど、いい奴だなと思います。悪い事出来ない方なのかもしれません。

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