madeingermany

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...... 2017年02月28日 の日記 ......
■ あしながルーザー様   [ NO. 2017022801-1 ]

■映画ハイスピのスクールカレンダーが届きました。一枚の大きなポスターに、カレンダーが小さく印刷されているあれです。遙、真琴、旭、郁弥が楽しそうにしている様子が素敵です。映画の続編が出るなら、二度でも三度でも見に行くのにと思います。




■「才能を見出され、金持ちから支援を受ける」点では、高松もジュディも変わらないのですが。全米有数の富豪にして名家の新妻になり、可愛い赤ちゃんにも恵まれて、幸せにしているジュディと、高松は相当違うでしょう。

続あしながおじさんで、少しだけジュディの結婚後の生活が分かりますが、「幸せな金持ち」としか言いようがなかった覚えがあります。



高松がジュディで、おじさまがルーザー様なら。在学中に高松は芥川賞を取り、中堅作家に駆けのぼり(高松の才能云々と言うより、そうしないとルーザー様は怒ると思う)。ルーザー様の私生活と言えばブラコン一色。

作家としていくつか賞を取り、そろそろルーザー様から独立しよう、近くにいても彼と家族になれるはずないしと高松が思った頃キンちゃんが生まれて。児童文学に目覚めたり、キンちゃんくらいの子供が読む本を楽しそうに作る高松に、初めて彼が自分にとって何だったのか気が付くルーザー様とか。




■あしながおじさんを読み終えたので、図書館に返して来ました。女子大生らしい明るい生活を送るジュディに、感情移入して読むのが楽しかったです。

授業でハムレットに触れて、おじさんへの手紙にその興奮を伝えるジュディですが。ジュリアの叔父さんであるジャービスが、本物のハムレットの舞台に連れて行ってくれたあたりでも、何も気が付かないのでしょうか。

舞台、ハムレットと言うと特に珍しい享楽ではないので、ジュディが偶然の一致に気が付かなかったのは無理ないかもしれません。ヨーロッパ旅行の誘いを断った時、おじさまが怒り、更に倍にしてジャービスが怒り狂っていたのにも、彼女は額面以上の受け取りはしなかった様です。

彼女と同じ寮には、おじさまの姪であるジュリアがいます。ジュリアにしても、流石に、今まで「姪が可愛くない」と公言し、「親戚中の変人」と言われていたジャービスが、わざわざ女子大の寮にまで遊びに来た事に、変だと思ったでしょう。

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