■ルーザー様は高松に、明らかな好意を示す事は少なかったろうと思います。高松の性格上、すねる一因になりそうです。(ルーザー様が生きていたとして)すねながらも小さいキンちゃんを高松が面倒見て。
「お父様が愛していらっしゃるのは、マジック様、ハーレム、サービス、そしてキンタロー様です」とか高松が言って、「俺はお前が好きだが、お父様はそうでないのか」と、難問を問いかけるキンちゃん。
「私の事をウソで結構ですから、お好きな様に振る舞って頂けますと、キンタロー様が喜ばれます」と、長年連れ添ったと言えるルーザー様をある意味、谷底に突き落とす高松。そんなルーザーさんちを、夏に原稿にしたいです。
■女の病気と書いて嫉妬です。中学の頃漢字検定を目指して漢字練習していたら、女編にとんでもない字ばかりあって、軽くショックだったのを思い出します。奴、妄、奸、妖、妨げる(さまたげる、妨害)、妬み、妾、姦、娯、嫌、嬲、嫉
14歳くらいの自分には、好きだった漢字というものを考え直す機会になりました。漢字は一文字で多くの意味を伝え足られるので、とても便利です。ですが例えば娯楽の娯は、女に呉です。三国志にも出て来そうな、江南の美女達が浮かびます。綺麗な光景ですが、「男を楽しませるのが(呉の)女」と言うのは、嫌かもしれません。
以下は竹淵の嫉妬の話です。PAPUWAのキムラくらい、颯爽と「嫉妬」という言葉が使えたら、どんなにいいだろうと思います。
先日書いた、下呂や高山にいた若い娘さん達の事を考えていました。学業と就活とバイトとオタク趣味で多忙だった自分には、彼女達の様な時間がありませんでした。とはいえ、観光地ですれ違っただけの娘さんの事を私が嫉妬する程知っている訳でなし、今回の嫉妬の原因は私にあります。
第一、在学中のなけなしのバイト代は、オタク趣味に散財した訳で。数千円あったら、中古の漫画を買いに走るくらいなら、彼氏を作る努力をすべきだったと言えます。彼氏も何も要らない、この漫画とアニメとPCがあれば幸せと思った自分を、今こそ思い出すべきです。
講義や就活、バイト以外のわずかな時間も、ことごとくオタク趣味に費やしました。同人誌は作っていませんでしたが、当時流行っていた「個人サイト」を作り、同じジャンルの方にリンクしてもらったりしていました。
在学時、時間も体力もおこづかいも、自分で決めた方向に費やしたのだから、今更、「彼氏とデートしている若い娘さん」にジェラシーを燃やすのはお門違いです。
カタギだろうがオタクだろうが、可愛くて、彼氏がいる人はいると思います。彼女達の父親が、ケチで傲慢で、娘が学内サークルに入ったと聞けば、即行群馬に帰れという男かどうかも、この際関係ないでしょう。
こだわるべきは。私が「隣りの芝生は青い」「隣りの花は赤い」ということわざと、「嫉妬なんて幼稚園の事から、何かしらしている。嫉妬するたびに、勉強や部活に力を入れて、自分に恥じない自分になったではないか」という事実を思い出す事でしょう。
春日和に、下呂や高山を異性と楽しんだお嬢さん達がいたのなら、それはとても結構な事だと思います。 |
|