■南国後、高松がグンマに何と言ったのか、劇中ではいまだに不明です。PAPUWAでしれっと「私はサンタクロース」とかアホな事を言いながら、高松は戻って来ます。
高グンという愛らしいコンビは確実に「解消」されたろうなと思います。あれだけ仲のいい「コンビ」の「解消」なんて、東京バビロンの昴流と星史郎さんクラスの破壊力では。全て、あくまで竹淵がそう思うだけです。間違いもありますが、お許し下さい。
多分南国後の高松は
■キンちゃんが可愛い ■キンちゃんとルーザー様の事が話したい ■キンちゃんにお勉強を教えてあげたい ■むしろキンちゃんにお勉強等を教えるために、教員の資格を取ったのだと気が付き、キラキラしていそう。
(実際は高松の事だから、医師免許も教員免許も「食いはぐれない」「比較的戦場に行かないで済む仕事」「ルーザー様の側にいられる」等の理由で取っただろうに、今になると「全てはキンタロー様のため」とか、キンちゃんに迷惑がられる一歩手前まではしゃいでいそう。)
グンマ様には
■グンマ様は本当のお父様の側に返してあげたい ■グンマ様は本当なら、ガンマ団総帥になってもおかしくない血筋である ■グンマ様に自分など不釣合いの男である ■グンマ様は両目秘石眼で、眼魔砲も軽々撃てる
■グンマ様は今まで私といて不幸だった ■グンマ様は私といて可哀想だった ■グンマ様はお友達も御兄弟もいなかった ■グンマ様は本来、とても賢い、しっかりした男の子だった
■グンマ様の24年間は全て嘘であり、清算されねばならないものである ■グンマ様は私といてはならない
等思っているのかなと思います。キンちゃんには「幸せになって欲しい」。グンマ様には「貴方はお可哀そうだった」と、似た様な思いながら別でしょう。
キンちゃんは登場が遅かったためもあり、全てが白紙から始まります。キンちゃんが何かにノーと言えば高松は聞いてくれるでしょうし、イエスと言えば、やはりあれこれ聞いてくれると思います。
高松はグンマに、最初から選択肢を与えていません。恐らく、最上、最善の解答を常に高松はグンマに先回りして与えていたのでしょう。
ルーザー様の息子(=シンタロー)が、安全で幸せであるためには、どうしても本当のマジックの息子であるグンマの行動範囲や人生の選択肢は減らされます。南国、南国後、PAPUWAという区分なく、高松の価値観は揺らいでないのだと思います。 |
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