madeingermany

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...... 2017年03月21日 の日記 ......
■ ルーザー様   [ NO. 2017032101-1 ]

■マジックと言えば日本趣味です。彼の所有地には、シンタローのための桜並木があるんだろうなと思います。

シンタローの生誕祝い等で桜が植えられたなら、桜が毛虫や病気、空気汚染で枯れた・花が咲かない等あれば、担当の団員の生死に関わるのでは。

植物のエキスパートの高松の出番と言うか、普通の人ではそんな桜の世話は恐ろしくて出来ないと思います。担当が落葉を綺麗に掃除した後でシンタローが、「落葉で焼き芋したかった」とでも言えば、シンタローの知らない所で、死をもって償わねばならないでしょう。

やはり高松が世話をするしかないと思います。シンタローにどの程度の園芸の知識があるのか分かりませんが、防護服を着て害虫駆除等をする高松を、あまりいいものだと思わない様な気がします。単純に本気の高松が怖いのと、シンタローは周囲の「自然」が、誰か(大半はマジック)に周到に用意されたものだと知らなそうだから。



■ルーザー様が取り乱したり、感情的になる事は余りなかったと思います。「感情を乱された」「不愉快な目に遭った」と彼が思った時は、時代劇の悪者の様に暴れると思いますが、それらはあくまで「相手がよくなくて気に入らない」からであって、自主的な喜怒哀楽の表現とは彼は一線引いていたと思います。(クレーマーの思考みたい)

(努力して)ルーザー様が理知的に振る舞っていたなら。高松の前ではそうしていたいという、彼なりの恋心だったのではと思いました。でも高松は南国で、ルーザー様の才能はグンマの前で褒めちぎっても、キンちゃんにはルーザー様の赤っ恥な性格の面の方を話しています。

ルーザー様は高松の前ではかっこよくあろうとしたかもしれませんが。デート中にレストランの店員を意味なく怒鳴りつける彼氏の様に、内面はばれていたと思います。



■ルーザー様を思う時、今までの概念を捨てないとならないなと思います。今まで色々なジャンルで同人を楽しませてもらって来ましたが、ルーザー様ほど捨て鉢な人には出会った事が無いように思います。ジャンプや乙女系では、自死、自殺を肯定する局面がまずないからかなと思います。

ルーザー様は女には分からない思考の人だったのかもしれません。自分が去る、死ぬことによって他者を益する事が出来るとルーザー様は思ったかもしれません。ですが、高松のグンマに捧げた言葉「貴方はどんな事があっても生きていて下さいね」は、そのままルーザー様への言葉だったろうと思います。



捨て鉢と思って、パッと出て来るのはOVAジャイアントロボ男達でしょうか。捨て鉢っていい意味の言葉ではありませんが、かっこいい言葉が浮かびません。


■中条静夫さん(以下全てコードネーム 本名不明)
「そんな自分に腹が立つ」と巨大メカに体一個で突っ込む。作風もあるけど、彼は人体を爆弾に改造されているのかもしれない。

■戴宗さん
27歳にしてあの達観はないと思うが、あのまま国警にいて彼が幸せだったかどうかは分からない

■村雨健二さん
銀鈴という恋人がありながら、「死ねない男」というニヒルさは他に追随を許さない

■草間博士
これまた他に追随を許さない頭脳を持ちながら、何故生涯を兵器の製造に捧げたのか分からない。息子がいるが、息子も機械の一部くらいにしか思っていなそう


BF団も滅茶苦茶な人が多いですが、いつも攻撃を仕掛ける方なので、アニメを見ている分にはBF団サイドの方がストレスが少ない気がします。ヒロインである銀鈴は、捨て鉢と言う言葉が似合わなくて、「不幸に巻き込まれた」という印象でした。

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