madeingermany

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...... 2017年03月23日 の日記 ......
■ ホームズ   [ NO. 2017032301-1 ]

■氷菓で。奉太郎がホームズ、福部がワトソン、摩耶花がレストレードを模している面があると聞きました。えるは?と思いましたが自分には分かりません。摩耶花の「レストレード」には非常にしっくり来ました。


■ホームズものを、いきなり最後の事件や最後の挨拶から読んでいます。コミカルなまでの自信たっぷりな様子なんて、後期には少ないものの一つです。今ボヘミアの醜聞を読みました。楽しままホームズものを読み終えたいなら、反対に読んでいくのもいいのかなと思いました。


■世界で最も有名な医者の一人、アーサー・コナン・ドイルに書かれたホームズですが。彼自身は探偵という自営業で、医者はワトソンの方です。時々ワトソンの開業している描写があり、自由人なホームズとのいい対象になっています。

高松もホームズになれないだろうか、と妄想していました。グンマと高松の終わらない内面的な戦争も、ドイルなら美味しく書いてくれないだろうかと思いました。高松の頭の良さなら名探偵も出来そうですが、残念ながら、高松に、進んで私事を打ち明ける気になる団員は少なそうです。



ホームズものっぽい、グンマと高松。


・貴方を愛していると、グンマに熱烈に求愛する癖に、絶対に嘘っぽいムードがある高松。財産目当てくらいならまだいいけど、もっと根深いから困る。

・高松について悩み、シャーロック・キンタロー・ホームズに相談するメアリー・グンマ。考えても分からないと推理を放棄する、直情的なシャーロックキンちゃん。俺が高松に聞いてやると医務室の扉を開けたら、高松の刺殺体があったとかなかったとか。

・死んだと思わせて、三年後にいきなり皆の前にしれっと戻って来る高松。三年前の刺殺事件は、「高松はいなくなった」、とメアリー・グンマを安心させるための芝居だったそうだが、シャーロックキンちゃんが余りに探偵に向いていないので、返って来た。




・高松に熱愛を捧げられた日々が忘れがたいメアリー・グンマであるが。よく考えると高松は24年間ずっと心理的に重婚状態にあった。

第一に高松の心にはルーザー博士がいて、博士が亡くなった後は、その息子のキンちゃんの幸せを見守る事が高松の使命であった。



グンマはよくて高松の三番目の相手であり、心の頂点にあったルーザー博士に生き写しのキンちゃんが近くにいる今となっては、前夫と前夫の息子の事しか高松の頭にはないと思う。

本当にガンマ団にホームズがいたなら。高松秘蔵のルーザー様の写真や、大空白時代のキンちゃんとの恋文の数々を暴き出し、メアリー・グンマに「あの男の事は忘れた方がいい」と言ってくれるのだろうか。

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